テーマは 『 キリストの十字架と私 』 です
【ガラテヤ1章4節】
キリストは、今の悪の世界から私たちを救い出そうとして、私たちの罪のためにご自身をお捨てになりました。私たちの神であり、父である方のみこころによったのです。
今週はキリストの受難週です。
キリストが苦しみを受け、十字架につけられ死んだ時期です。
みなさんは十字架を見た時に、そこに釘づけられて死んだキリストをすぐに思い出しますか?
それとも 何も思わないですか?
クリスチャンならば、キリストを思い出すと思います。
キリストが 罪人の罪を贖うために十字架の上で死んだことは、聖書を通して聞いていますので、それは信じていると思います。
しかし、その “十字架と自分” をしっかり結びつけないと、キリストの十字架に特別な意味があっても、それが自分とは何の関係もないものになります。
今回はまず「キリストの十字架の特別な意味」を語り、そのあとに「キリストの十字架と私」に対して学びます。
キリストの十字架の特別な意味
キリストの十字架の意味を はっきり知って信じることで、私たちは神がすでに備えた驚くべき恵みを受けることが出来ます。
知らないならばもちろん何の恵みも受けられません。
《 罪を赦す力 = 罪によって人間はきよい神との関係が断絶されました 》
なぜなら “罪” は、神との関係を断絶させるからです。
ですから神との関係を回復するためには、罪が洗われる必要と罪の赦しが必要になります。
神はイエス・キリストの十字架の苦難と死 という方法で、私たちの罪を赦しました。
私たちがキリストの十字架の前に来て 自分の罪を悔い改めて信じる時に、キリストの血が罪を洗い、罪の赦しを受けることが出来ます。
キリストの血には、“罪を赦す力” があります。
【ガラテヤ1章4節】
キリストは、今の悪の世界から私たちを救い出そうとして、私たちの罪のためにご自身をお捨てになりました。私たちの神であり父である方のみこころによったのです。
罪が赦されると たましいが救われ、神との関係も回復します。
《 愛の力 = 十字架の贖いは 神が人間を愛している証拠 》
“キリストの十字架のみ” が私たちを神の愛に導きます。
イエス様が人間を愛していなかったならば、自分のいのちをささげることは出来なかったと思います。
【ローマ5章8節】
しかし私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死んでくださったことにより、神は私たちに対するご自身の愛を明らかにしておられます。
《 神と出会う場所 = 十字架の力だけが私たちを神に導きます 》
旧約時代に幕屋で神に会ったように、私たちはキリストの十字架を通して神に会います。
神がご自身を現し、私たちを呼ぶのもキリストの十字架を通してです。
そのように神が決めましたので、それ以外の道はありません。
キリストの十字架と私
・十字架の上で古い人は死んで、新しい人になりましたか?
【ガラテヤ2章20節】
私はキリストとともに十字架につけられました。もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。いま私が肉にあって生きているのは、私を愛し私のためにご自身をお捨てになった神の御子を信じる信仰によっているのです。
使徒パウロの告白ですが、キリストに本当に出会ったならば、このような同じ告白が私たちからも出なければなりません。
神を知らなかった時の姿は古い姿です。
自分の思いのままに生きた姿でした。
しかしキリストを信じることは、古い人を捨てて 新しい人として生きることを意味します。
罪から離れ、義のために生きることです。
【第1ペテロ2章24節】
そして自分から十字架の上で、私たちの罪をその身に負われました。それは、私たちが罪を離れ、義のために生きるためです。キリストの打ち傷のゆえに、あなたがたは、いやされたのです。
【第2コリント5章17節】
だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。
この新しく生まれ変わった経験がない人は、まだ救われていないです。
変わったならば、本人が一番それに気付くはずです。
罪から離れてキリストの中にいま生きていますか。
・十字架のために迫害を受けていますか?
【ガラテヤ5章11節】
兄弟たち。もし私が今でも割礼を宣べ伝えているなら、どうして今なお迫害を受けることがありましょう。それなら、十字架のつまずきは取り除かれているはずです。
【ガラテヤ6章12節】
あなたがたに割礼を強制する人たちは、肉において外見をよくしたい人たちです。 彼らはただ、キリストの十字架のために迫害を受けたくないだけなのです。
行いや儀式によって救いを受け、祝福を受けると思っている人は それらを重んじ、それらに魅力を感じ、一生懸命にそれを追い求めます。
そういう人が迫害を受けることはあまりないです。
しかし それを拒否し、キリストの十字架を信じる信仰のみに救いがあるという人は、迫害を受けます。
その迫害を受けたくないから妥協したり、ごまかしたりして生きるならば、それは十字架を知らない人です。
イエス様は主の弟子になる人は、誰でも迫害を受けると言われました。
殉教するほどの迫害もあれば、周りから受ける不当な扱いや嫌がらせなどの小さい迫害もあります。
十字架によって新しくなった人は、迫害を受けてもキリストから離れません。
さらにキリストに近付きます。
そのようにしていますか?
それとも迫害は絶対に嫌だと キリストから離れますか?
・誇っているのは十字架ですか、それとも肉のものですか?
【ガラテヤ6章14節】
しかし私には、私たち主イエス・キリストの十字架以外に誇りとするものが決してあってはなりません。この十字架によって、世界は私に対して十字架につけられ、私も世界に対して十字架につけられたのです。
自分にとって価値のないものを誇る人はいません。
その人が愛するもの、関心が高いもの、大事にするものは、その人が誇るもので分かります。
次の言葉で自分の状態を調べるならば、自分がどこに属し、何を誇り、何に従っているかが分かります。
【ローマ8章5-10節】
肉に従う者は肉的なことをもっぱら考えますが、御霊に従う者は御霊に属することをひたすら考えます。
肉の思いは死であり、御霊による思いは、いのちと平安です。
というのは、肉の思いは神に対して反抗するものだからです。それは神の律法に服従しません。いや、服従できないのです。
肉にある者は神を喜ばせることができません。
けれども、もし神の御霊があなたがたのうちに住んでおられるなら、あなたがたは肉の中にではなく、御霊の中にいるのです。キリストの御霊を持たない人は、キリストのものではありません。
もしキリストがあなたがたのうちにおられるなら、からだは罪のゆえに死んでいても、霊が、義のゆえに生きています。
キリストの十字架を一番の誇りとしている人は、十字架の意味と価値を知っている人です。
そうでない人は、まだ十字架の意味と価値を知らない人です。
・日々自分の十字架を負っていますか?
【マタイの福音書16章24節】
それから、イエスは弟子たちに言われた。「だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負い、そしてわたしについて来なさい。
何かを負うことはしなければならない責任があります。
どんな責任でも負うことは しんどいことです。
出来れば責任は負いたくないと思ってしまいます。
キリストも重い死の十字架を背負いました。
その苦難はとてもつらい苦難でした。
しかし最後まで十字架を負いました。
それによって 人類の罪が赦される道、救いの道、神との和解の道が出来ました。
私たちにも主が負わせた十字架があります。
ある人はそれが嫌でどこかに投げ捨てました。
負担もなくなり、身軽になって良かったと思うでしょう。
しかし いま笑う者は後で泣きます。いま泣く者は後で笑います。
もし十字架を負わせられたならば、黙ってそれを負って主に従うことです。
子ロバは、イエス様が自分の上に乗った時に 黙って歩き出しました。
主が私たちに負わせる十字架は、祝福の十字架です。
後に 主と清算する時に、多くの報いをもたらすものになります。
しかし投げ捨てて十字架を負わなかった人にあるのは、厳しい叱責です。
「悪い怠けたしもべだ」と聞くでしょう。
十字架のない人生を選ぶか、十字架のある人生を選ぶかは自分で選べます。
しかし天国へ行くのは自分では選べないです。
神様が決めます。
十字架と共に歩んだ人には、天国の道を開きます。
なぜなら十字架の道が天国への道だからです。
十字架を愛して生きる人もいれば、十字架の敵として生きている人も多いです。
あなたはどらちですか?
(゚Д゚≡゚Д゚)
2017.4.9
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