テーマは 『 霊的ききんに備える 』 です
今は世界全体的に神様のみこころを行っている状態ではなく、かつ終わりの時を迎えています。
ノンクリスチャンでさえも今の世の中を見ながら、この世が終わるのではないか、と感じている人もいます。
その中で、すでに始まっているウィルスや病気以外でも、さらにききんは始まる予定です。
聖書に書かれているように、イエス様が戸口のすぐそばまで来られています。
これからどんなことが起こるのかは、すでに預言されており、黙示録や新約聖書だけではなく、旧約聖書、特に “預言の書” にも詳しく書かれています。
この預言の書ですが、それが書かれた当時の近い未来に起こることも書かれてあり、すでに起きた事も もちろんありますが、同じ御言葉でもこれからの終わりの時代について書いてあることもあります。
昔のことについて書かれた預言として捉えるのではなく、これから起きることでもあると、2つのレンズを持って、御言葉を読むべきです。
私たちがすべきことは、今のコロナウィルス対策や、これからの飢きんや災害に向けての対策ももちろん重要ではありますが、それよりも一番大切なことがあります。
それは、聖書でもくり返し書かれてあるように、霊的備えをすることです。
今日は、アモス書を学んでいきましょう。
このアモス書には、終わりの時代にどんなことが起こるのか、飢きんが来ること、神様の御心は何であるのか、私たちが今何をすべきかが書かれています。
ただマスクや、病気の予防に必要なもの、日常品や食べ物を求め、店をさまようのではなく、何よりも大切な神様との関係をしっかり持つことが何よりも大切です。
ききんに加え、みことばのききんが来る
【アモス書8章11-13節】
見よ。その日が来る。──神である主の御告げ──その日、わたしは、この地にききんを送る。パンのききんではない。水に渇くのでもない。実に、主のことばを聞くことのききんである。
彼らは海から海へとさまよい歩き、北から東へと、主のことばを捜し求めて、行き巡る。しかしこれを見いだせない。
その日には、美しい若い女も、若い男も、渇きのために衰え果てる。
一番怖いこと、それは肉体の渇きよりも、霊的渇きです。
つまり、神様のみことばを聞けなくなることです。
実際に旧約聖書で、様々な預言者が主の言葉を書いた後に、神様はイエス様がこの地に来るまで400年間、何も御言葉を与えませんでした。
今、多くの教会でコロナの予防のために、礼拝を取りやめたり、ネット中継にするところも出ています。
これはコロナが治まったとしても、いずれ本当に御言葉を聞けなくなる時代、迫害の時代、礼拝ができなくなることもあり得るかも知れません。
現にダニエルの時代も、公には神様のことを礼拝できませんでしたし、今の様々な国でもそのように神様を公の場で礼拝ができないところがあります。
たとえ主の御言葉を聞けたとしても、この世の価値観や考え方は神様の御心とは反対の方に進んでいるので、なおさら神様の御言葉を聞かれることや、それを声を大にして言えなくなり始めています。
みことばを聞くことができなくなり、探し求めてさまよい、魂が乾いてしまう時代が来ます。
主に会う備えをせよ
【アモス書4章12-13節】
それゆえ、イスラエルよ、わたしはあなたにこうしよう。わたしはあなたにこのことをするから、イスラエル、あなたはあなたの神に会う備えをせよ。
見よ。山々を造り、風を造り出し、人にその思いが何であるかを告げ、暁と暗やみを造り、地の高い所を歩まれる方、その名は万軍の神、主。
神様は「ききんが来る」という前に、私たちに何をすべきかを教えてくださっています。
何よりも今、私たちがすべきことは、主に会う備えをすることです。
主が戻ってこられるので、その備えをすることです。
「まだ来ないだろう」と思った時に突然やってきます。
今回のコロナのことも誰が予想できたでしょうか?
突然やってきました。
イエス様が戻って来られるのも突然です。
ただ、その帰りを待って備える花嫁になり、しもべにならないといけません。
主のみこころ
そのような中でも、神様のみこころは次の通りです。
【アモス書5章4節】
わたしを求めて生きよ。
【アモス書5章6節】
主を求めて生きよ。さもないと、主は火のように、ヨセフの家に激しく下り、これを焼き尽くし、ベテルのためにこれを消す者がいなくなる。
神様が私たちに求めていることは、神様のみもとに帰ることです。
神様に立ち返ることです。
悔い改めは、「罪を悪いな」と思うのではなく、根本としては “神様のみもとに帰ること” を意味します。
放蕩息子のように、自分の思いのままに勝手に生きてしまったことを悟り、「お父さん、ごめんなさい」と心から謝りたいと思い、何よりも神様のみもとに帰ってくることが神様が望むことです。
あなた自身が神様のみもとに帰ること
神様をもう一度求めて帰ってくることが、神様の私たちへの熱い思いです。
神様が何回もイスラエルの民に強調していた言葉があります。
次の箇所に共通した言葉です。
【アモス書4章6、8-11節】
それでも、あなたがたはわたしのもとに帰って来なかった。─主の御告げ─
あなたはそれに答えますか?
それとも、神様のみこころをそのまま聞き流しますか?
神様のみもとに戻ること、そしてもう一つ私たちがしておくべきことがあります。
主の御言葉を蓄える
神様の御言葉をしっかりと蓄えていくことです。
難しいと思う人は簡単な箇所からでも良いです。
少しずつ赤ちゃんがミルクを飲み、離乳食をはじめ、徐々にかたい食べ物を食べられるようになるように、
読めるところ、分かるところから蓄えていきましょう。
御言葉をすでにたくさん読んでいる人は、さらに深く味わうことです。
神様のみこころ、御言葉、真理を心にしっかりと植え込ませることです。
そうすることで、生きていく中で必要な時に、聖霊様が御言葉を思い出させ、教えてくださいます。
蓄えがなければ、飢え渇きやすいです。
しかし、蓄えがあれば、その時々に聖霊様が教えてくださいます。
たとえ、ききんが来たとしても、私たちは生きることができますし、渇きを満たしてくださいます。
【ヨハネの福音書14章26節】
しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、また、わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。
体の渇きよりも、目には見えない “魂の渇き” の方が私たちは耐えられません。
蓄えと備えをしていきましょう。
クマの例え
クマは冬が来る前にたくさん食べ物を食べます。
1日に8時間も食べ続けることもあるそうです。
それは、冬が来る前に備えるためです。
冬は寒いという理由で寝るのではありません。
冬に食料がなくなるので、食べられる物がなくなると事前に悟り、備えるのです。
クマは飢えないように蓄えています。
霊的飢きんで飢えない方法
- 主と自分との関係をしっかり持つ……主のもとに帰る
- 主を愛し、みこころを行う
- 主の御言葉を蓄える……聖霊様が助けてくださる
もし今、自由に礼拝ができ、みことばを聞いたり、読むことができる環境がなくなった時、その時にあなたはどうしますか?
強く立っていられる信仰はありますか?
神様の御言葉が心の中にしっかりストックされ、植えこまれていますか?
誰かと私と神様の関係ではなく、あなた自身と神様との一対一の関係をしっかり持っていますか?
もしこのことに、すぐ「YES」と答えられないのならば、神様はあなたと一対一で深い関係を持ちたいと思っています。
神様はあなたがもっと神様に近づいてほしいと思っています。
「もっと二人での絆を持ちたい、あなたともっと一緒に時間を過ごしたい」と言っています。
あなたに、「帰っておいで、わたしのもとに」と言っておられます。
あなたは、そのような神様のもとに帰りますか?
神様のみもとに帰りましょう。
ありのままで良いです。そのままの姿で良いです。
そのままの姿で帰って来れるように、イエス様が先に私たちに手を伸ばしてくださいました。
近づいてくださいました。
私たちは神様の御もとに帰ることです。
そして神様のみこころを知り、御言葉を食べ、心が満たされることを神様は求められておられます。
結局、人にとって一番必要なのは神様との関係、神様からのあたたかいことばであります。
蓄えましょう。
主の日は近いです。
それに耐えるのはとても簡単なことではありません。
ただ、神様と共に歩むなら、神様の御言葉を蓄え生きるなら、私たちは飢え乾くことはありません。
どんな困難をも神様と一緒に歩むのです。
その手をつかんでください。
アーメン (*´ -`)(´- `*)
2020.3.8
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