からし種の信仰と成長↗

東大阪市・八戸ノ里キリスト教会の毎週日曜日の礼拝メッセージです。 「聖書は難しくて意味がわからない」というイメージが強いです。だけど、真理を正しく説いてくれるので心にグサグサと刺さります。涙も大量に流れます。だけど、それが神様の恵みなんですヨ~★


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2022年06月

世の終わりにあるひどい災い

テーマは 『 世の終わりにあるひどい災い 』 です

【マタイの福音書24章21-22節】

そのときには、世の初めから、今に至るまで、いまだかつてなかったような、またこれからもないような、ひどい苦難があるからです。

もし、その日数が少なくされなかったら、ひとりとして救われる者はないでしょう。しかし、選ばれた者のために、その日数は少なくされます。


主が語ることばは 必ず実現することは、聖書や歴史が証明しました。

主は世の終わりがあり、世の終わりに起こることも詳しく教えて、準備するように警告しておられます。


世の「始まり」と「終わり」は まったく違います。


世の始まりは、神が「無」から「有」を創造して始まりました。

その時は喜びと楽しみ、希望と期待がありました。



しかし世の終わりには すべてのものが破壊され、絶望と苦しみ、災いと呪いが世界に満ち、やがて世界の終わりが来ます。


世の終わりにある苦難は、いまだかつてないような ひどい苦難になるというから、想像が出来ないです。


神様を真実に信じ、愛し、神と共に歩んだ者たちは携挙されますが、携挙されずに残された人たちには、“想像も出来ないひどい苦難” が始まります。



携挙があった次の瞬間から全世界はパニックに陥ります。

突然消えた人たちによって、残された人たちにパニックが起こります。


自分の目の前で愛する人が消えてしまったらどうなりますか?

ショック、悲しみ、戸惑い、苦しみ、痛みなどを受けない人は一人もいないと思います。




神様がエジプトに下した最後の災いは、長子のいのちを取ることでした。

夜中エジプト全土に泣き叫ぶ声が響き渡りました。


それとは比べられないことが起こります。

全世界に混乱が生じ、その混乱はすぐには収まらないと思います。



そこに多くの惑わす者たちが現れて人々を惑わします。

家庭が壊れ、家族が敵対するようになります。


愛ある人たちが世から消えたので、人々の愛は冷たくなります。

悲しみと怒りが満ちる世になります。





光の子たちが消えたので 闇の子たちの世界になります




光の子たちは世のために祈り、その人たちによって悪の勢力はそんなに力を発揮することが出来なかったです。


しかし(携挙によって)霊的戦いをする者が消えたので、社会が混乱状態になり、悪の勢力が世界を支配し、無政府状態になり、政府が正しい機能を果たすことが出来なくなります。


そして犯罪社会になります。

不安、暴行、脅迫、革命、内戦、戦争が次々と起こります。



世界単一政府の出現、反キリスト、獣の刻印を受けないと生きていけない世界になります。

愛ある人間世界ではなく、血も涙もない冷血人間、すなわち感情もない獣の世界になります。


精神世界が堕落していきます。

正しく人々を導く者がいない世界になります。





真理を伝えた人々が消えたので みことばの飢饉が始まります




いのちのことばを伝える者も、福音を伝える者もいない世界になります。


【アモス書8章11-12節】

見よ。その日が来る。──神である主の御告げ──その日、わたしは、この地にききんを送る。パンのききんではない。水に渇くのでもない。実に、主のことばを聞くことのききんである。

彼らは海から海へとさまよい歩き、北から東へと、主のことばを捜し求めて、行き巡る。しかしこれを見いだせない。


真実な伝道者、説教者はいなくなり、偽りのことばを伝える者たちが残され、彼らは相変わらず偽りを伝えます。

にせもの天国になります。





あらゆる自然災害、疫病、貧困が起こり 世界も人間もどんどん死んでいきます




どれほどひどい災難が起こるかは、【ヨハネの黙示録】に預言されてあります。


災害の一部分だけを伝えますが、それだけでも酷いです。


  • 地の三分の一が焼かれた
  • 海の三分の一が血になった
  • 水が苦くなった
  • 昼の三分の一が暗くなった
  • サソリに刺されたような苦しみが人を襲う
  • 戦争によって人間の三分の一が死んだ
  • ひどい悪性の腫れ物が出来た

  • 海の中にいる生き物はみな死んだ
  • 川と水の源は血になった
  • 太陽は人々を火で焼くことが許され、人々は激しい炎熱で焼かれた
  • 闇によって人々は苦しみのあまり舌をかんだ
  • 雹の災害は非常に激しかった
  • 多くの富が、大きい都が一瞬にして荒廃に帰してしまった


これに比べると エジプトに下った十の災いは、とても軽いものでした。

それでも人々は災害に恐れおののきました。


世の終わりの苦難は、それよりも数十倍以上の苦痛になります。


耐えられますか?

―― 耐えられないです。



あらゆるところに危険がいっぱいで、まるで薄く張った川の氷の上を歩くようなもの、燃える火の中を通るようなものです。

ですから主も その日数を少なくしなかったら救われるものはいないと言われました。




携挙がいつ起こるのかを問題にするのではなく、携挙出来るように目を覚まして花婿であるキリストを迎えることが出来る花嫁になれるように励まないといけないです。


世の終わりは 楽しい世界ではなく、生き地獄を味わう世界です。



コロナが世界に広がって味わった様々なことは、世の終わりの予告編です。

神様はだれも経験したことのない とんでもないことが世の終わりの時は普通に起こることを警告しました。


【ヨハネの黙示録19章9節】

御使いは私に「小羊の婚宴に招かれた者は幸いだ、と書きなさい」と言い、また、「これは神の真実のことばです」と言った。

アーメン ヽ(TдT)ノ


2022.6.26
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終わりの時代にいる私たちへ イエス様からのメッセージ

テーマは 『 終わりの時代にいる私たちへ イエス様からのメッセージ 』 です


クリスチャンとして聖書に基づいて生きることが少しずつ難しくなり、戦争や災害、地震などが増えてきている今は、神様の言う この世の終わりに差し掛かっているのです。


その時に私たちがどうすべきかをイエス様はここで3つ教えてくださっています。


【マタイの福音書24章3-35節】

イエスがオリーブ山ですわっておられると、弟子たちが、ひそかにみもとに来て言った。「お話しください。いつ、そのようなことが起こるのでしょう。あなたの来られる時や世の終わりには、どんな前兆があるのでしょう。」

そこで、イエスは彼らに答えて言われた。「人に惑わされないように気をつけなさい。

わたしの名を名のる者が大ぜい現れ、『私こそキリストだ』と言って、多くの人を惑わすでしょう。

また、戦争のことや、戦争のうわさを聞くでしょうが、気をつけて、あわてないようにしなさい。これらは必ず起こることです。しかし、終わりが来たのではありません。

民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々にききんと地震が起こります。

しかし、そのようなことはみな、産みの苦しみの初めなのです。

そのとき、人々は、あなたがたを苦しいめに会わせ、殺します。また、わたしの名のために、あなたがたはすべての国の人々に憎まれます。

また、そのときは、人々が大ぜいつまずき、互いに裏切り、憎み合います。

また、にせ預言者が多く起こって、多くの人々を惑わします。

不法がはびこるので、多くの人たちの愛は冷たくなります。

しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われます。

この御国の福音は全世界に宣べ伝えられて、すべての国民にあかしされ、それから、終わりの日が来ます。

それゆえ、預言者ダニエルによって語られたあの『荒らす憎むべき者』が、聖なる所に立つのを見たならば、(読者はよく読み取るように。)

そのときは、ユダヤにいる人々は山へ逃げなさい。

屋上にいる者は家の中の物を持ち出そうと下に降りてはいけません。

畑にいる者は着物を取りに戻ってはいけません。

だがその日、哀れなのは身重の女と乳飲み子を持つ女です。

ただ、あなたがたの逃げるのが、冬や安息日にならぬよう祈りなさい。

そのときには、世の初めから、今に至るまで、いまだかつてなかったような、またこれからもないような、ひどい苦難があるからです。

もし、その日数が少なくされなかったら、ひとりとして救われる者はないでしょう。しかし、選ばれた者のために、その日数は少なくされます。

そのとき、『そら、キリストがここにいる』とか、『そこにいる』とか言う者があっても、信じてはいけません。

にせキリスト、にせ預言者たちが現れて、できれば選民をも惑わそうとして、大きなしるしや不思議なことをして見せます。

さあ、わたしは、あなたがたに前もって話しました。

だから、たとい、『そら、荒野にいらっしゃる』と言っても、飛び出して行ってはいけません。『そら、へやにいらっしゃる』と聞いても、信じてはいけません。

人の子の来るのは、いなずまが東から出て、西にひらめくように、ちょうどそのように来るのです。

死体のある所には、はげたかが集まります。

だが、これらの日の苦難に続いてすぐに、太陽は暗くなり、月は光を放たず、星は天から落ち、天の万象は揺り動かされます。

そのとき、人の子のしるしが天に現れます。すると、地上のあらゆる種族は、悲しみながら、人の子が大能と輝かしい栄光を帯びて天の雲に乗って来るのを見るのです。

人の子は大きなラッパの響きとともに、御使いたちを遣わします。すると御使いたちは、天の果てから果てまで、四方からその選びの民を集めます。

いちじくの木から、たとえを学びなさい。枝が柔らかになって、葉が出て来ると、夏の近いことがわかります。

そのように、これらのことのすべてを見たら、あなたがたは、人の子が戸口まで近づいていると知りなさい。

まことに、あなたがたに告げます。これらのことが全部起こってしまうまでは、この時代は過ぎ去りません。

この天地は滅び去ります。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません。




① だまされるな




まずはキリストを名乗る偽キリストや偽預言者に惑わされない、つまりは騙されないことです。


ノンクリスチャンよりも、クリスチャンが騙されます。

なぜなら、ノンクリスチャンは救いや キリストについて知らないし、興味すらないのです。



逆にクリスチャンは信仰生活を大切にし、キリストを求めて生きることに関心を持っています。

サタンがそれを利用するのです。


律法を捨てたくない人には律法ありきの信仰を、神様よりも人を頼ろうとする人にはカリスマ性のある偽キリストを、神様よりも知恵を求める人には真理ではない『奥義』という名の “偽り” を送ります。



本当に目を覚まして立っていないと、自分でも気づかない間に その間違った教えに耳を傾け、いつの間にかそれを「真理」として捉えてしまうのです。



【マタイの福音書24章24節】

にせキリスト、にせ預言者たちが現れて、できれば選民をも惑わそうとして、大きなしるしや不思議なことをして見せます。


また、24節を見ると分かるように、この偽キリストや偽預言者は、言葉だけで人を惑わし、だますのではなく、大きなしるしや不思議なこと、つまりは奇跡をおこなって人々をだまします。


私たちがこういった人たちに出会った時は、真理に立ち、イエス様の言葉、聖書の御言葉を握りしめて惑わされないことです。


力ある人の教え、言葉よりも、はるかに力あるイエス様の言葉に耳を傾け、神様を求めることです。




たとえ周りの人が、『キリストのような人がいて、本当にその人がすごくて、奇跡もしていて、これは本物のキリストに違いない』と言っていたとしても、興味を持って、その人を知ろう、どんな人か見てみようと行く必要はないということです。


【マタイの福音書24章29-31節】

だが、これらの日の苦難に続いてすぐに、太陽は暗くなり、月は光を放たず、星は天から落ち、天の万象は揺り動かされます。

そのとき、人の子のしるしが天に現れます。すると、地上のあらゆる種族は、悲しみながら、人の子が大能と輝かしい栄光を帯びて天の雲に乗って来るのを見るのです。

人の子は大きなラッパの響きとともに、御使いたちを遣わします。すると御使いたちは、天の果てから果てまで、四方からその選びの民を集めます。


29-31節にあるように、天のしるしが はっきりと皆に分かる形で表されない限り、他の人は全員本物のキリストではありません。


どんなに教えが良くても、奇跡をおこなっても、カリスマがあっても、100%違います。


聖書でこのように書かれているように、はっきり分かりやすい形で一つ一つ御言葉が成就しない限り、それまでに現れる預言者やキリストは全員 “偽者” なのです。





② あわてるな




終わりの時には戦争が起こります。

実際に戦争が起きたり、これからさらに大きい戦争が来る、民族同士が戦い、国々同士が敵対して戦うのだという噂を聞いたりします。


ここでも書かれてあるように、イエス様の言葉の通り『必ず起こること』なのです。

神様の計画の中ですべて起こることなのです。



そのように戦争、ききん、地震が起きる前から 私たちは起きることを覚悟し、実際に起きた時にはイエス様の言葉の通り、あわてないこと、心をざわつかせないこと、不安にかられないことです。



そのような戦争、ききん、地震の中でも神様の守りを祈り続け、神様の導きと備えを求め、神様の御心の通りになることを祈ることです。





③ 最後まで耐え忍べ




すでに私たちはクリスチャンが迫害される時代に突入しています。


今の日本では そこまで目に見えた迫害はないですが、世界的にはもう既にクリスチャンが真理を信じて、掲げて生きることが苦しい世の中になり始めています。


イエス様はここでクリスチャンはすべての国の人々に嫌われるとはっきり述べています。

自分を嫌う人だけではなく、仲の良い友達、家族、子ども、知り合い、もはや知らない人たちからも皆から嫌われ、憎まれるのです。


それはあなたが何か悪いことをしたからではなく、イエス様を信じ、真理に基づいて生きていこうとするから嫌われ、非難されるのです。




すでにイエス様はこの迫害の道を通り、苦しめられ、十字架にかけられ、ムチ打たれ、血を流し、痛み苦しみながらも耐え忍びました。


それは、私たちが神様の御前に戻るため、私たちが罪から救われ、聖められ、神様と永遠に共に生きられるように、その永遠の命を与えるためです。



人々に嫌われる時に、私たちが見るべきは、このイエス様の姿です。


どんなに苦しい時も、この世で自分一人のように感じられる時にも、私たちのそばにはイエス様がいるのです。

私たちを誰よりも愛し、決して裏切らないイエス様がいるのです。


永遠の命、救いがあるのです。

それは、この肉体の苦しみ、今生きる苦しみを耐えるほどの価値が十分にあるのです。




私たちが苦しみに会う過程の中で得られるものが一つあります。


それは、イエス様の私たちへの深い愛、その赦しの大きさを身に染みて感じるようになることです。


苦しみ、痛みを感じながらもイエス様は私たちのために最後まで戦い抜かれ、死ぬ瞬間まで私たちを愛し、私たちの罪を先におおい、赦したそのイエス様の愛、赦しを体感するのです。


そのイエス様が私たちに伝えてくださっているこの言葉を胸に刻みながら生きていきましょう!


アーメン ( ̄‥ ̄)=3


2022.6.19
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試練と祝福

テーマは 『 試練と祝福 』 です

【ヤコブ1章2-4節】

私の兄弟たち。さまざまな試練に会うときは、それをこの上もない喜びと思いなさい。

信仰がためされると忍耐が生じるということを、あなたがたは知っているからです。

その忍耐を完全に働かせなさい。そうすれば、あなたがたは、何一つ欠けたところのない、成長を遂げた、完全な者となります。


この世は荒波の海に例えることが出来ます。


大きな波がなくても小さな波は絶えずあります。


それは世に生きている人は みんな波を経験しながら生きていることです。

すなわち試練にあったことがない人は一人もいないことです。



ですから試練を避けることは出来ないですが、試練をどう受け留めるかによって態度も変わります。


適当な波と風は船が進む時に有利に働きます。


試練を、祝福と人生を良い方向に進める機会と思う人は試練をむしろ喜んで受け入れます。

そして試練は、その人には得となります。



ある人は試練の中に生き返り、ある人は試練の中で死にます。


聖書の中には試練を祝福と思った人たちの証しが多くあります。

ですから試練を見る目が人とは違っていました。


【詩篇66編10-12節】

神よ。まことに、あなたは私たちを調べ、銀を精錬するように、私たちを練られました。

あなたは私たちを網に引き入れ、私たちの腰に重荷をつけられました。

あなたは人々に、私たちの頭の上を乗り越えさせられました。私たちは、火の中を通り、水の中を通りました。しかし、あなたは豊かな所へ私たちを連れ出されました。


神様を信じても試練は必ずあります。


むしろ信じる者に もっと試練があります。

理由は色々あります。


神様は信じる者を愛し 関心があるので、さらに彼らに多くの祝福を注ぎたいと願っています。


しかしそれを邪魔するものが信じる者にあるので、それを取り除くために試練を与えます。


この場合、試練は精錬所の役割をします。



神様は火の試練を通して、私たちの中にある罪の性質、悪い習慣、不信仰や怠惰さ、弱さを取り除いて、聖なる者、敬虔な者、忠実で謙遜で柔和な者になるようにします。


その試練によく耐え、純金のような信仰になった時に試練は終わりますが、そうでないならば続けて試練と苦難は続きます。


神様から来た試練は霊的成長のためのものですから、試練の時に神様を信頼し、試練と向き合うならば、その試練によって私たちは金よりも尊い信仰を持つようになります。







誰よりも厳しい試練にあった敬虔な人・ヨブは試練の中で悟りました。


【ヨブ記23章10節】

しかし、神は、私の行く道を知っておられる。神は私を調べられる。私は金のように、出て来る。


大変な迫害を通って 最期は殉教した使徒ペテロは試練に直面した信徒たちをこのように励ましました。

試練の中で、試練ではなく “受け取る祝福” を考えるように励ましました。



【第1ペテロ1章6-7節】

そういうわけで、あなたがたは大いに喜んでいます。いまは、しばらくの間、さまざまの試練の中で、悲しまなければならないのですが、

あなたがたの信仰の試練は、火で精錬されつつなお朽ちて行く金よりも尊く、イエス・キリストの現れのときに称賛と光栄と栄誉になることがわかります。


【第1ペテロ4章12-13節】

愛する者たち。あなたがたを試みるためにあなたがたの間に燃えさかる火の試練を、何か思いがけないことが起こったかのように驚き怪しむことなく、

むしろ、キリストの苦しみにあずかれるのですから、喜んでいなさい。それは、キリストの栄光が現れるときにも、喜びおどる者となるためです。


【第2テモテ3章12節】

確かに、キリスト・イエスにあって敬虔に生きようと願う者はみな、迫害を受けます。


イスラエルの民が40年間荒野を通った理由を神様はこのように語りました。


【申命記8章2節】

あなたの神、主が、この四十年の間、荒野であなたを歩ませられた全行程を覚えていなければならない。それは、あなたを苦しめて、あなたを試み、あなたがその命令を守るかどうか、あなたの心のうちにあるものを知るためであった。


もし今も自分の人生が荒野のようであるならば、神様は自分の中のある部分を試していることです。


パウロには体の病気があって神様に癒しを祈り求めましたが、神様は癒しませんでした。

その理由は、彼が高ぶらないようにわざと神様はその病気を残しました。


ですからパウロはそれを神の恵みとして喜んで受け止めました。

病気よりも高慢になってたましいが滅びることの方がよほど恐ろしいからです。




人々は何の試練もなく祝福だけを願いますが、祝福の中で信仰を守ることは、試練の中で信仰を守ることより、はるかに難しいです。


祝福だけが続くと 人々は生ぬるくなって、神様からみんな離れていきます。

ですから試練がすべて悪いのではないです。


『苦難は祝福をもたらす近道』とマルティン.ルターが言われたように、試練は私たちに大きな益をもたらすことがあります。


試練の中で自分の悪いところを直すならば、危機が “成熟と祝福” のチャンスになります。



頭で理解出来ない試練にあった時でも、一生懸命それを理解しようとするのではなく、台風の中で雨と風に打たれながらも耐えている木のように忍耐しているならば、その試練も過ぎて行きます。

そして理解できる時が来ます。


信仰の世界は 理解して受け入れるのではなく、理解出来なくても神の主権と統治にすべて従順することです。




試練がある時、試練をどう受けとめるかによって 人生の質が変わります。

自分が通らなければならない道ならば、文句を言わず、逃げず、むしろ喜んで受け入れ、その道を歩むことです。


信仰ある人はどんな試練や絶望の時にも信仰によって立ち上がって生きるので、神様は彼らを義人と言います。



イエス・キリストを信じる人は 試練の時に不信仰になるのではなく、神様に力を求めて、試練に耐えて信仰を守ることです。


そして神のみこころに適う者になろうと自分自身を打ち砕くならば、神様はその人を助け出して下さいます。

そして永遠に神と共に歩む祝福を与えます。


アーメン (。・ω・)ノ゙


2022.6.12
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礼服を着た者

テーマは 『 礼服を着た者 』 です

【マタイの福音書22章11-13節】

ところで、王が客を見ようとして入って来ると、そこに婚礼の礼服を着ていない者がひとりいた。

そこで、王は言った。『あなたは、どうして礼服を着ないで、ここに入って来たのですか。』しかし、彼は黙っていた。

そこで、王はしもべたちに、『あれの手足を縛って、外の暗やみに放り出せ。そこで泣いて歯ぎしりするのだ』と言った。


天の御国で王子のために結婚の披露宴が開かれました。


王に招待された多くの人が、婚礼式に参加しましたが、その中に礼服を着ていない人を王が見つけ、婚礼の式場から外の暗やみに追い出したことが本文に書かれてあります。


その礼服がどんな礼服なのか、また どのような人がその礼服を着るかを話します。



天の御国で起こったことなので、その礼服は地上で着るような服ではないです。

そして天の御国に招待されることは、地上での結婚式に招待されるのとは違います。


天の御国の場面が 一番多く出て来る聖書は、ヨハネの黙示録です。





小羊の血で洗った白い礼服




【ヨハネの黙示録7章13-15節】

長老のひとりが私に話しかけて、「白い衣を着ているこの人たちは、いったいだれですか。どこから来たのですか」と言った。

そこで、私は、「主よ。あなたこそ、ご存じです」と言った。すると、彼は私にこう言った。「彼らは、大きな患難から抜け出て来た者たちで、その衣を小羊の血で洗って、白くしたのです。

だから彼らは神の御座の前にいて、聖所で昼も夜も、神に仕えているのです。そして、御座に着いておられる方も、彼らの上に幕屋を張られるのです。


白い礼服を着た人たちは 大きな患難から抜け出てきた者たちで、その衣を小羊の血で洗って、白くした人たちです。

キリストを信じる信仰のために迫害を受け、その中でも忍耐しながら信仰を守り通した者たちです。


悔い改めながら日々信仰によって生きる者に キリストの血が注がれ、きよめられます。

汚れた衣が血によって白くなりました。


彼らは信仰の勝利者です。

勝利者に与えられる祝福が白い衣です。



【ヨハネの黙示録3章5節】

勝利を得る者は、このように白い衣を着せられる。そして、わたしは、彼の名をいのちの書から消すようなことは決してしない。わたしは彼の名をわたしの父の御前と御使いたちの前で言い表す。


勝利しない者には この白い衣は与えられないです。





聖徒の正しい行いの礼服




【ヨハネの黙示録19章8節】

花嫁は、光り輝く、きよい麻布の衣を着ることを許された。その麻布とは、聖徒たちの正しい行いである。」

天の御国に招待された人は花嫁と呼ばれました。

天の王子の結婚式に招待された人たちは、王子の花嫁であることが分かります。


花嫁たちは光輝く、きよい衣を着ていますが、それは聖徒たちの正しい行いであると言われました。



地上で日々、神の子どもらしく神に喜ばれる生活をしていく時に それが正しい行いの衣になり、それを着て婚礼に参加することが出来ます。


神が喜ぶ聖徒の正しい行いは、聖書の至るところに書かれてありますが、私は次の聖書のことばを行動の基準として心に留めてあります。



【ピリピ4章8節】

最後に、兄弟たち。すべての真実なこと、すべての誉れあること、すべての正しいこと、すべての清いこと、すべての愛すべきこと、すべての評判の良いこと、そのほか徳と言われること、称賛に値することがあるならば、そのようなことに心を留めなさい。




みことばによる真っ白できよい礼服




【ヨハネの黙示録19章13-14節】

その方は血に染まった衣を着ていて、その名は「神のことば」と呼ばれた。

天にある軍勢はまっ白な、きよい麻布を着て、白い馬に乗って彼につき従った。


神のことばに従って歩むならば、神のことばによってきよめられます。


神のことばには力があり、すべてを新しく変えます。



【エペソ5章26節】

キリストがそうされたのは、みことばにより、水の洗いをもって、教会をきよめて聖なるものとするためであり、


【第1テモテ4章5節】

神のことばと祈りとによって、聖められるからです。


『救われたので、後は好き勝手に生きても 天の御国に問題なく入る』と思ってはならないことを主は教えて下さいました。

礼服を着ていない者は 花嫁の姿ではないので、結婚式に参加する資格がなく、そこから追い出されました。



救われた者は、地上にいる間は花嫁の姿になれるように準備することです。


礼服が必ず必要であることを知り、礼服を用意することです。


アーメン v( ̄∇ ̄)v


2022.6.5
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