テーマは 『 神の計画と神の願い 』 です
【エペソ1章3-6節】
私たちの主イエス・キリストの父なる神がほめたたえられますように。神はキリストにあって、天にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました。
すなわち、神は私たちを世界の基の置かれる前から彼にあって選び、御前で聖く、傷のない者にしようとされました。
神は、みむねとみこころのままに、私たちをイエス・キリストによってご自分の子にしようと、愛をもってあらかじめ定めておられました。
それは、神がその愛する方にあって私たちに与えてくださった恵みの栄光が、ほめたたえられるためです。
本文には、神の人類に対する壮大なプロジェクトがあります。
その計画を立てたのは神であり、このプロジェクトは変わることもなく今も続いています。
このプロジェクトはイエス・キリストの誕生、十字架の苦難、復活、昇天によってその内容が明らかになりました。
みなさんは神の人類に対する計画を知っていますか?
今回はその計画の内容と神の願いに対して学びたいと思います。
■神の計画の内容について■
1.イエス・キリストの恵みによって人類を罪から贖う計画
人間は創造主に出会うまでは人間の始まりや、尊厳、役割、堕落や罪がどのようなものであるのか、そして自分に贖いが必要であることも知ることが出来ません。
創造主に出会わないと、でたらめなことを聞いても分別がつかず 信じてしまいます。
そして人々は、人間がサルから進化しているという進化論を疑うことなく信じています。
もしも、それが事実であるならば、今もサルは進化を続けなければなりません。
サルはサル、人間は人間であるので、まったく別物です。
創造主に出会って初めて人間は神の作品であり、その目的は神の栄光を現す存在として造られたことが分かります。
【エペソ2章10節】
私たちは神の作品であって、良い行いをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。
しかし、創世記3章に最初の人間であったアダムとエバが神の命令に自ら不従順することによって 神の前に罪を犯しました。
罪とは神の言葉に対しての違反行為を意味します。
人間は神の祝福と神の愛を受ける存在として造られましたし、神様に栄光をささげる特別な存在でもありました。
それなのに、神様からしてはならないと命じられたことに対して違反しました。
その違反によって神との関係が壊れ、祝福を失い、その代わりに死、呪い、労苦、罪の奴隷、サタンに支配されるようになりました。
それによって、まったく希望のない絶望状態になりました。
しかし、それを見てかわいそうに思ったのも神様でした。
そして死と絶望状態の中に陥ってしまった人間を救う神のプロジェクトが始まりました。
そのプロジェクトの中心的な存在がイエス・キリストでした。
次の箇所に全貌があります。
【ヨハネの福音書3章16-17節】
神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。
神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。
人間が神に対して罪を犯し堕落していても、人間に対する神の愛は変わりませんでした。
救いは神の愛そのものです。
救いを受けることは神の愛を受け止めることです。救いを拒むことは神の愛を拒むことと同じです。
その愛を拒み続けることは永遠に自分自身を神から離す行為です。
それによって罪の結果である死を免れることがなく、神の怒りを招くことになります。
救いは人間として生まれたならば、誰にでも必要です。
なぜなら神の前に違反行為をしてない人は1人もいないからです。
しかし救いは私たちの努力によって得られるものではなく、神がすでにキリストにあって用意した恵みを信じて受け取ることです。
救いとは無関係であった人が救いを受ける過程をエペソ書2章で知ることが出来ます。
【エペソ2章1-9節】
あなたがたは自分の罪過と罪との中で死んでいた者であって、
そのころは、それらの罪の中にあってこの世の流れに従い、空中の権威を持つ支配者として今も不従順の子らの中に働いている霊に従って、歩んでいました。
私たちもみな、かつては不従順の子らの中にあって、自分の肉の欲の中に生き、肉と心の望むままを行い、ほかの人たちと同じように、生まれながら御怒りを受けるべき子らでした。
しかし、あわれみ豊かな神は、私たちを愛してくださったその大きな愛のゆえに、
罪過の中で死んでいたこの私たちをキリストとともに生かし、――あなたがたが救われたのは、ただ恵みによるのです――
キリスト・イエスにおいて、ともによみがえらせ、ともに天の所にすわらせてくださいました。
それは、あとに来る世々において、そのすぐれて豊かな御恵みを、キリスト・イエスにおいて私たちに賜る慈愛によって明らかにお示しになるためでした。
あなたがたは、恵みのゆえに、信仰によって救われたのです。それは、自分自身から出たことではなく、神からの賜物です。
行いによるのではありません。だれも誇ることのないためです。
救いは、(私たちの)努力も資格も罪の状態も関係なく、救いを求めるすべての人に神のプレゼントとして与えられます。
これは尊いプレゼントなので必ず受け取る必要があります。
自分が罪ある人間であることを告白し、イエス・キリストが救い主であることを信じるならば恵みとして救いを受けます。
2.私たちを選び、神の子にして、素晴らしい祝福を相続する者にする計画
救いは、罪によって神との関係を分離された人間が 再び神と和解して新しい関係になることですが、その関係は最も親密な関係である“父と子の関係”、すなわち神の家族になることです。
神の家族になるということは神と共に生きることです。
神から遠く離れていた者が神と共に生きる者になると、今までとは違う生活になり、日々 神様と個人的な交わりをします。
神様は神の子どもたちに素晴らしい祝福を相続させる計画をもっています。
そのことを神のことばで確認します。
【ヨハネの福音書1章12節】
しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。
【ガラテヤ3章26節】
あなたがたはみな、キリスト・イエスに対する信仰によって、神の子どもです。
【ガラテヤ4章6-7節】
そして、あなたがたは子であるゆえに、神は「アバ、父」と呼ぶ、御子の御霊を、私たちの心に遣わしてくださいました。
ですから、あなたはもはや奴隷ではなく、子です。子ならば、神による相続人です。
神から相続するものは天にあるすべての霊的祝福です。
この霊的祝福は私たちが想像も出来ないほどの素晴らしい祝福です。
イエス様が弟子たちに「私の父の家には住まいがたくさんあります。」と話したこともあります。
これは天国の話ですね。
また、黙示録にも私たちが相続するものがたくさん書かれています。
すべてが素晴らしい祝福です。神の家族になった者だけがその祝福を相続することが出来ます。
日本では死んだら誰でも天国に行くような話をよく聞きます。
「天国に行ってもお酒を飲んだり、マージャンをしてください」と、まるで地上と同じ生活をするように言いますが、その根拠はどこにあるのでしょうか?
また地獄の話も聞きますが、それなら地獄は誰が行くでしょうか?
明確な根拠もないのに、そのように言うのは “そうあってほしい” という希望があるからだと思います。
そういうわけで明確な根拠があるものを信じたら心配なく天国に行けます。
3.地の果てにまで証人として主に仕えさせるための計画
イエス・キリストは十二弟子を選びました。
彼らは特別に偉い者でもなく、どこにでもいるような平凡な人々でした。
その人たちを主は3年間訓練して証人として世に遣わしました。
イエス様はすべての人が救われることを願って弟子たちに出て行って福音を伝えるように命じました。
【マルコの福音書16章15-16節】
それから、イエスは彼らにこう言われた。「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。
信じてバプテスマを受ける者は、救われます。しかし、信じない者は罪に定められます。
【マルコの福音書16章19-20節】
主イエスは、彼らにこう話されて後、天に上げられて神の右の座に着かれた。
そこで、彼らは出て行って、至る所で福音を宣べ伝えた。主は彼らとともに働き、みことばに伴うしるしをもって、みことばを確かなものとされた。
弟子たちは証人としての働きを いのちを懸けてしました。
平凡な人たちでしたが、主の命令に従って出て行った時に、主は彼らに力を与え、その働きが出来るようにして下さいました。
信じる者はすべて弟子にならないといけないです。
弟子とはイエス様に従う人ですが、それだけではなく、生活の中でイエス様の姿を再現していく人たちです。
主から学んだことを実行していき、また主に似る者になることです。
最初の弟子たちによって救われた人々も次々と弟子になりました。
【第2テモテ2章2節】
多くの証人の前で私から聞いたことを、他の人にも教える力のある忠実な人たちにゆだねなさい。
【第2テモテ2章9-10節】
私は、福音のために、苦しみを受け、犯罪者のようにつながれています。しかし、神のことばは、つながれてはいません。
ですから、私は選ばれた人たちのために、すべてのことを耐え忍びます。それは、彼らもまたキリスト・イエスにある救いと、それとともに、とこしえの栄光を受けるようになるためです。
このように証人たちの働きによって福音は全世界に広がって行きます。
【マタイの福音書24章14節】
この御国の福音は全世界に宣べ伝えられて、すべての国民にあかしされ、それから、終わりの日が来ます。
ここに神様の願いが込められてあります。
救いの対象は全世界の人々です。
救いの良い知らせを人々に聞かせて魂を救うのが神様の願いです。
救いを受ける者は最初から決まっていると言う人もいますが、聖書は次のように書いています。
【第1テモテ2章4節】
神は、すべての人が救われて、真理を知るようになるのを望んでおられます。
すべての人が救われることが神の最大の願いです。
そして次のように救いの門を開いておられます。
【マタイの福音書11章28節】
すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
【ヨハネの黙示録3章20節】
見よ。わたしは、戸の外に立ってたたく。だれでも、わたしの声を聞いて戸をあけるなら、わたしは、彼のところに入って、彼とともに食事をし、彼もわたしとともに食事をする。
すべての人の救いに主は関心があります。
救いの恵みを与えたいと願って今も人々を招待しています。
主の声を聞いて心に招くならば その人は救いを受け、神の家族、御国を相続する者、主の証人になります。
―― 救いを受けていますか?
救いは物ではありません。
自分の存在を “どこに所属させるか” です。
まことの神の所属になることが救いであります。
(*´∇`*)
2015.6.28
聖日礼拝メッセージ
八戸ノ里キリスト教会
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今日の「いのちのパン」
シャローム松山教会の礼拝メッセージです
すべての事について…感謝❤
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