テーマは『 どのように生きるのか 』です。
【使徒の働き6章8節】
私たち人間はどれくらい長く生きるのかが問題ではなく、「どのように生きるのか」が問題であります。
一番長く生きている人が幸せかというと、そうではないです。内容が必要です。
神様は与えられた命を1人1人どのように生きているのかを見ておられます。
価値ある人生とは・・・?ステパノは初代教会の平信徒でした。
【使徒の働き6章3節】 ※これは人を選ぶときの基準であります。
お金を持っている人が長老の立場になる教会があります。しかし、それだと教会は不幸になります。
なぜなら、それは 神様の御心ではなく、自分たちの思いだけでやっているからです。
【使徒の働き6章5節】
ステパノは救われてから、聖霊充満な人生を送っています。
「聖霊充満」な人とはどういう人を指すでしょうか?
奇跡・癒し・異言の賜物がある人のことだと思っている人もいるかもしれませんが、そうではありません。
聖霊充満とは、まず御心を求める人であります。そして神様から言葉が与えられたら、従順する人のことです。
聖霊を受け入れると、聖霊が自分の内に入ります。そして聖霊の働きに対して敏感になっていきます。
そうすると古いものが消えていきます。主の御心のまま動く人です。
ステパノは知恵も充満な者でありました。
知恵充満とは、真理をはっきりと分別し、わきまえることができることです。
人間の知恵だけでは足りません。そして知識でもありません。
悟るなら行いなさい → 人々に教えていく → 働き人
知恵がないと 自分の思いになり、神様の計画通りに動けません。
(私たちは勝手に考えるところがあり、神の願いではない別のことをしてしまいます。)
知恵を働かせると、御心を正確に知ることができます。
「小さい働きは目立たないから・・・。」 ―― 果たして、それは神様の御心でしょうか?
知恵充満になると、「いま 神様は私に○○をして欲しいんだ。」とわかるようになります。
後悔しない人生にするには、知恵を働かせることです。そして岩の上に建てる賢い人になりましょう。
ステパノは対人関係に対しても良い人格でした。
仮に働きがあったとしても、人格が成っていなければいけません。
バランスのとれた人、あらゆる観点から見ても整えられた人です。
トゲがいっぱい付いている人には、誰もその人のことを尊敬はしないです。
まず第一に神様を愛し、そして自分自身のように隣人を愛する。こちらの両方ができる人が良い人格です。
マザー・テレサも、人に対して愛しました。
聖霊充満→古い自分を捨てる→聖霊の実を結ぶ→愛・恵み・信仰・柔和など・・・
自然と愛のある人に変わっていきます。
ステパノは「許しの人」でもありました。
人間の心は陰険・ねたみが出ます。
ステパノは殉教されましたが、その相手に対しても責めることなく許しました。
【使徒の働き6章15節】
聖書の中で、御使いの顔になったのはモーセとステパノでした。
モーセは神様と40日間会話をして戻ってきた時、御使いのような表情になっていました。
聖霊充満になればなるほど、顔が輝いていきます。平安な顔です。
恐れの顔が消えていきます。(^_^)ニコニコ
私たちは、相手の顔を窺うことがありますが、それは相手の心がわかるからです。
自分の顔に責任を持ちましょう。 愚かな人は愚かさが顔に表れます。
自分では気付きませんが、他人はいつも自分の顔を見ています。
そして神様はもっと見ておられますね。
鏡をよく見てみましょう。もしも怒っている顔をしていたら、心を変えていくようにしましょう。
ステパノの最期は、イエス様が十字架につけられた時と同じ表情でした。
【使徒の働き7章59-60節】
相手を許して、ステパノは天国へ行きました。
私たちは他人を許していなければ天の御国へは入れません。今のうちに人を許すようにすることです。
自分で蒔いたものは、後に刈り取ることになります。
他人の罪を許さなければ、神様はあなたの罪を決して許すことはありません。
(これは自分自身に呪いをかけていることになります。)
ステパノのように許しましょう。
イエス様は人々から色々な目に遭わされましたが、全て許されました。
10年前のことを今でも思い煩っているのであれば・・・これは相手よりも自分の方が罪深いです。
愛がないから許せないのです。ステパノのような生き方を目指しましょう。
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礼拝後のヘス牧師の祈り
愛する天の神様。ステパノは平信徒として本当に立派な実を結んだ者であり、
自分に与えられたその人生を神様が喜ぶように生きた人でした。
神様、私たちもそのような生き方をしたいと思います。
無意味な人生、いつも悔いてばかりの人生、人を許さないでいつも心の中に
呪いの思いをいっぱい持ってある人生はもういきたくありません。
せっかく神様が私たちを滅びから救い出してくださったのに、
私たちが再びその滅びの中で、泥沼の中で生きるのは、イエス様の恵みをないがしろにすることであります。
私たちが聖霊を受けて、聖霊によって生まれ変わってあるならば、私たちの生き方も
当然のように新しい生き方をしなければならないと思います。
ステパノは主に出会うまでは、そんな生き方ではありませんでしたが、
主に出会ってからは、これは新しい生き方でいきました。
いつも聖霊に満たされ、知恵に満たされ、愛に満たされ、そして許しに満たされた人でした。
イエス様の中にあるもの、彼は追い求め、そして追求し、そしてその通りにいたものであります。
ですから彼の本当に人生は、良い実を結んだ人生でした。
神様、私たちが去年とまた今年も同じ生き方をする者ではなくて、
去年よりももっと、もっと神の人になれるように成長した姿としていけるように、
聖霊様、みことばを与えてくださり感謝します。
この言葉をただ聞き流す者ではなくて、心に留めてそれを目指していける聖徒たちになりますように
祝福してください。
イエス様の御名によってお祈りいたします。アーメン。
2012.1.8
聖日礼拝メッセージ
八戸ノ里キリスト教会
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