テーマは 『 人間は神のかたち 』 です
【創世記1章26-27節】
神は仰せられた。「さあ人を造ろう。われわれのかたちとして、われわれに似せて。彼らが、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配するように。」
神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。
人間とは何者でしょうか。
ダーウィンの進化論に基づいて、人間はサルの仲間でしょうか。
聖書の観点と違って、進化論では人間は神の形ではなく、動物のかたちに似た存在と言っています。
進化論を始めたダーウィンは、死ぬ前年に友人に送った手紙で、自分の理論に対して疑問を持ち とても心配していました。
「私は 人間の心の確信が劣る動物の心から発達したものなのか、それならば どんな価値があり、信じられるものなのかに対して深刻な疑問を持っている。
心に対する確信があったとしても誰がサルの心の確信を信じられるのか。」
それでも彼の弟子たちは、ますます進化論を広めていきました。
進化論者たちは人間を研究する時に 動物の研究を基礎にしています。
しかし人間は、肉体の面は動物と似たような部分も色々ありますが、精神面においては まったく違う存在です。
神は「人間は神に似ている。」と言われますが、人間は自らを「動物と似ている。」と主張します。
神は人間を神のかたちに創造したと言われましたが、それは外見的なものではなく、神の品性や属性を意味します。
◎神が人間を神のかたちに創造した理由
この世のすべての存在から “人間” を区別したからです。
自分が神の形に造られたことを知る時に、私たちは神の形を現す人生を生きることが出来ます。
イエス様が1番神の形を現した方でした。
神に栄光をささげることは、私たちが神の形を現す時に神が栄光を受けます。
「私は誰でしょうか。何で生まれたでのしょうか。生きる目的は何ですか。」と悩む人たちも多いです。
自分の存在意味を理解しないと、自分が誰なのかも分かりません。
自分が誰なのかをよく知らないと、人間は動物のように生きるしかありません。
人間が他の被造物と区別された存在であることを知る時に、動物とは違う生活をします。
◎人間は貴重な存在
人間がなぜ貴重な存在なのでしょうか。
神が人間を初めから他のすべての被造物とは違って特別に造ったからです。
人間はすべての被造物の中で、唯一 神と交わりが出来る存在です。
他の被造物が神に祈りますか?礼拝をささげますか?仕えますか?神の名を呼びますか?
これが出来るのは人間だけです。
自分が貴重な存在であることは 神に出会って、神との正しい関係を築く時に悟ることが出来ます。
神は、同じ人間を造っていないので、私たちは誰とも比較する必要がありません。
特別な才能がなくても、学歴や力がなくても、私たちは世界にたった1人の人間として 神が造りました。
“なぜ私を造ったんですか?”という人もいますが、それは自分の価値をまだ知らないので 自分を無価値な者、ゴミのように要らない存在だと思っています。
自分を粗末に扱わず、貴重な存在と思うならば、環境や状態は関係ないです。
金やダイヤモンドは、ゴミの中にあったとしても、それはゴミではなく、価値ある存在です。
それと同じように、自分は貴重な存在です。◎人間は神の愛の対象
神が人間を造った時の様子を見ると、他の被造物とは違いました。
【創世記2章7-8節】
神である主は土地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。そこで人は生きものとなった。
神である主は東の方エデンに園を設け、そこに主の形造った人を置かれた。
そして神様は、人間に エデンの園を支配し、管理する特別な使命を与えました。
ここまで神様が人間に特別な祝福と使命を与えたのは、人間を愛したからです。
【イザヤ書43章4節】
わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。
何もなくても愛されている人は幸せな人です。
自分を愛してくれる人がいなくても、神は愛しておられます。
自分が誰であるかを知らない人は幸せにはなりません。
自分の価値と存在の意味を知ることほど大切なことはありません。
◎人間は神の作品
【エペソ書2章10節】
私たちは神の作品であって、良い行いをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。神は、私たちが良い行いに歩むように、その良い行いをもあらかじめ備えてくださったのです。
作品は、機械で作っているような商品ではありません。
商品ならば、同じものを大量に作ります。
しかし作品は、1つ1つ違うので 作品自体に価値があります。
人への妬みもコンプレックスも 自分と他人を比較するから生じるのです。
自分が神の作品であることを知っている人は、その価値を認識しながら生きていますので、自分をないがしろにすることも けなすことも 傷つけることもしません。
例えば、クリスチャンならば 神の子どもとして、世の光として、世の塩として、この世と区別していきます。
自分が神の作品であることを悟らず、本能的に欲望の中で生きる人に対して 次のようなことばがあります。
【詩篇49章12-13節】
しかし人は、その栄華のうちにとどまれない。人は滅びうせる獣に等しい。
これが愚か者どもの道、彼らに従い、彼らの言うことを受け入れる者どもの道である。
【第2ペテロ2章12節】
ところがこの者どもは、捕えられ殺されるために自然に生まれついた、理性のない動物と同じで、自分が知りもしないことをそしるのです。それで動物が滅ぼされるように、彼らも滅ぼされてしまうのです。
◎人間は従順する存在
神は絶対的な存在です。
神によって造られたすべてのものは、神に従順する時に真の価値があります。
神に逆らって生きている人は、偉い人でも、自由な人でも、強い人間でもありません。
神に逆らって生きることは、神から見た時に、とんでもない罪であり、それは必ず裁かれます。
自分は神のことばに従順する存在として造られたことを知る時に、どのように生きるべきかが分かります。
人間は、創造された本来の目的通りに生きる時が1番幸せです。
私たちの人生の計画も、私たちを造った神のみこころに従うように設定をしないといけないです。
“神に従わなくても、悪いこともせず真面目に生きることが正しい” と思う人が多いですが、自分が誰なのかも知らない中で正しく生きることが出来るでしょうか。
自分の人生が終わる時に「私を造った方の御心に従って生きた」と告白したいならば、自分を造った神の目的を正確に知ることが大切です。
みことばに従順する人が、知恵ある人と言われる理由がそこにあります。
(´・ω・`)
2016.6.19
聖日礼拝メッセージ
八戸ノ里キリスト教会
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