テーマは 『 人が失ったものを回復させて下さった主 』 です
【ヨハネの福音書14章6節】
イエスは彼に言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。
「イエス・キリストをなぜ信じますか。」
「イエス・キリストが何をしてくれましたか。」と 聞かれたなら、何と答えますか?
信じる理由はあると思います。
理由もなく信じることはないです。
「イエス・キリストは何をしてくれましたか?」という質問にも きちんと答えられますか?
もし知らないならば、明確に知る必要があります。
イエス様は、私たちが もっと主を知ってほしいと願って、いつも自分のことを教え、また実際の働きを通して見せました。
本文でも自分が誰なのかを教えて下さいました。
イエス様がなぜ「道、真理、いのち」でしょうか。
それにはどのような意味があるでしょうか?
それを知るためには 創世記を読まないと理解が出来ません。
創世記を読むと、人間は本来 何を持っていたのかを知ることが出来ます。
神が最初の人間であるアダムを造った後に、何をしたでしょうか?
【創世記1章27-28節】
神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。
神は彼らを祝福された。神は彼らに仰せられた。「生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地をはうすべての生き物を支配せよ。」
【創世記2章8-9節】
神である主は、東の方エデンに園を設け、そこに主の形造った人を置かれた。
神である主は、その土地から、見るからに好ましく食べるのに良いすべての木を生えさせた。園の中央には、いのちの木、それから善悪の知識の木を生えさせた。
神は人間に被造物を支配する権威と祝福を最初から与えました。
何一つ不足がない祝福でした。
何の心配や不安もない生活を送れるように、神が祝福して下さいました。
しかし、“ひとつだけ” 気を付けるように言われたことがありました。
【創世記2章16-17節】
神である主は、人に命じて仰せられた。「あなたは、園のどの木からでも思いのまま食べてよい。
しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べるとき、あなたは必ず死ぬ。」
エデンの園は平和で祝福に満ちていましたし、人間は何の不自由もなく暮らしました。
創世記2章までは完璧な世界でした。
しかし そこに忍び寄るものがありました。
蛇ですが、ただの蛇ではなく、サタンが入っていました。
とても悪い目的を持って近づきました。
そして人間を “偽り” で惑わし始めました。
それに対して、人間は あまりにも簡単に惑わされてしまいました。
“善悪の知識の木” は、人間が神のことばに従順するかどうかを試すための木でありました。
人間は、“神による被造物であること” を忘れず、いつも覚える必要がありましたし、神のことばに従う義務がありました。
悪魔はそれを知って、人間を誘惑するために近づきました。
神が禁じた善悪の木に対して、悪魔は次の箇所で言いました。
【創世記3章4-5節】
そこで、蛇は女に言った。「あなたがたは決して死にません。
あなたがたがそれを食べる時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになることを神は知っているのです。」
このことばは真実でしょうか?
それまで人間は 神様のことばしか聞いていませんでした。
ですから、サタンのことばが “新鮮” に聞こえたかも知れないです。
それが とても魅力的なことばだったので、余計に耳を傾けました。
神のようになりたいので、食べたくなったのでしょう。
そして、「食べても死ぬわけがないだろう」 と思ったことでしょう。
偽りが真実に、真実が偽りに聞こえました。
しかし食べた後、彼らは騙されたことに気づきました。
神になったわけでもなく、反対に恥ずかしい思い、不安、神へ恐れが出てきました。
そして神が現れ、彼らに警告した通りのさばきを下しました。
【創世記3章23-24節】
そこで神である主は、人をエデンの園から追い出されたので、人は自分がそこから取り出された土を耕すようになった。
こうして、神は人を追放して、いのちの木への道を守るために、エデンの園の東に、ケルビムと輪を描いて回る炎の剣を置かれた。
天国のようなエデンの園から追い出された人間には 地獄のような苦しい生活が待っていました。
天国を知っているからこそ、地獄のような生活は惨めだったと思います。
神が祝福として与えたすべてのものを人間は一瞬にして失いました。
いのち、神との交わり、エデンの園、平安、地を支配する権威、清さなど、良いものを全て失いました。
どんなに悔いても “後の祭り” でした。
失ってから その大切さを知ることが多いです。
しかし人間の力で失ったものを取り戻せたでしょうか?
―― 取り戻せなかったです。
人間には、そんな能力や力もないです。
そしてサタンは、人間を騙したことを謝って償ったでしょうか?
サタンは人間を騙して堕落させたことを喜び、そして人間を支配する者になりました。
それによって人間は、“惨めさと絶望しかない” 状態になりました。
そこで、このことを残念に思った方がいました。
それは人間を造った神でした。
人間の堕落がなかったならば、救いの計画は要らなかったはずです。
しかし堕落してしまったことで すべてが変わってしまいました。
そして人間は堕落によって、神を大いに失望させました。
でも人間は反省もせず、失ったものだけで苦しんでいました。
取り戻す すべがなかったからです。
そこで愛の神は、人間を永遠に捨てることをせず、再び人間が失ったものを取り戻す方法を考えました。
無力な人間の代わりに 神の力で、失ったいのち、閉ざされた天国への道、相変わらずサタンに騙されている人間を救い出すための大プロジェクトを始めました。
その働きに一番ふさわしい方は、神のひとり子・イエス様しかいませんでした。
ですからイエス様は、その働きをするために神に遣わされて人間となって地上に来られました。
そして偽りの中で生きている人間に 真理を語り、偽りの正体も明らかにしました。
【ヨハネの福音書8章44-47節】
あなたがたは、あなたがたの父である悪魔から出た者であって、あなたがたの父の欲望を成し遂げたいと願っているのです。悪魔は初めから人殺しであり、真理に立ってはいません。彼のうちには真理がないからです。彼が偽りを言うときは、自分にふさわしい話し方をしているのです。なぜなら彼は偽り者であり、また偽りの父であるからです。
しかし、このわたしは真理を話しているために、あなたがたはわたしを信じません。
あなたがたのうちだれか、わたしに罪があると責める者がいますか。わたしが真理を話しているなら、なぜわたしを信じないのですか。
神から出た者は、神のことばに聞き従います。ですから、あなたがたが聞き従わないのは、あなたがたが神から出た者でないからです。」
そしていのちを与える主であることも知らせました。
【ヨハネの福音書5章24節】
まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしのことばを聞いて、わたしを遣わした方を信じる者は、永遠のいのちを持ち、さばきに会うことがなく、死からいのちに移っているのです。
真理しか語らない方ですから、このことばも真理であり真実です。
イエス様ご自身も、十字架で死んだままで終わったのではなく、死の力を持つ悪魔に勝利して “復活” しました。
ですから信じる者にも復活のいのちを与えることが出来ます。
そしてイエス様によって天国への道も開かれました。
【ヨハネの福音書14章3節】
わたしが行って、あなたがたに場所を備えたら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。わたしのいる所に、あなたがたをもおらせるためです。
このようにイエス様は地上に来られ、人間が失ったすべてものを取り戻しました。
そして、信じる者に イエス様は取り戻したものを回復させて下さいます。
【ヨハネの黙示録22章13-14節】
わたしはアルファであり、オメガである。最初であり、最後である。初めであり、終わりである。」
自分の着物を洗って、いのちの木の実を食べる権利を与えられ、門を通って都に入れるようになる者は、幸いである。
イエス・キリストが地上に来られた目的は これ以外も多いですが、すべて私たち人間のためであることを知り、信じ、感謝する者になりましょう。
この恵みを受け取る人が幸いです。
アーメン ヽ(TдT)ノ
2017.12.24
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