テーマは 『 信仰はどのように働くのか 』 です


【ヘブル11章1-3節】

信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです。

昔の人々はこの信仰によって称賛されました。

信仰によって、私たちは、この世界が神のことばで造られたことを悟り、したがって、見えるものが目に見えないものからできたのではないことを悟るのです。

一般的に 《信仰は何か》 と質問すると、「神様を信じること」と答える人が一番多いですね。


《信仰を持つと どうなりますか》 と質問すると、「天国に行く。」 「祈ったら願いが叶えられる。」と答える人が多いです。

みなさんはどう思いますか。


今回は信仰を持ったら、その信仰がどのように働くのかを学びたいと思います。




◎神の約束と神の力に対する確信が出てくる




1節に “保証と確信” という言葉がありますが、信仰があると、この二つのものが出てきます。


聖書は神の約束のことばであふれています。

理解出来ない部分もありますが、信仰を持つと そのすべてに対して疑いではなく、確信が出てきます。


もし皆さんが、信用も信頼も出来ない人と約束したならば、その約束が実行されるまで何度も不安になったり、思い煩ったりすると思います。

「約束は保証する」と言われても、信用出来ず 疑うと思います。


相手が信じられない不信仰は そのように疑い、不安、思い煩いをもたらしますが、信仰は反対に信頼、平安、確信をもたらします。

保証すると言われなくても不思議と保証されたと信じることが出来ます。


信仰は神の約束に対しても必ずそうなると確信出来ます。確信は、信じて疑わないことです。


信仰とは、五感で感じなくても、神の言葉に対する確信によって神がおられること、神がすべてを造ったこと、神が今も働いていること、神には力があって不可能がないこと、天国も地獄もあることなどを全部信じられますし、確信します。


信仰がないと何一つ確信できないです。

信仰がないと、聖書は ただの物語に過ぎないと思ってしまいます。


世界と人間の創造や奇跡の内容も信じられず、事実として受け入れることが出来ないです。


ですから、次のように言われます。


【ヘブル11章6節】

信仰がなくては、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神がおられることと、神を求める者には報いてくださる方であることとを、信じなければならないのです。



◎信仰によって神の摂理、みこころやみわざを悟ることが出来る




信仰がない時は神の存在、神のみこころ、神の救いの計画、キリストの十字架に対して全くの無知です。

すなわち悟ることが出来ないです。


悟りは、厳しい修行や瞑想で得るものではなく、神によって開かれる知恵です。


悟りが与えられないと、特に神のみことばとみこころを知ることは出来ません。

見えない世界や神に対して知りたくて、人間は必死に修行したり、想像力を生かして理解しようとします。


そして自分に悟りが与えられたと言って、人に勝手な教えをしたり、宗教を作ったりしますが、それらのもので真の神を知ることは出来ません。


しかし、神の言葉を聞いて正しい信仰を持つと 神の存在、神の計画、みこころ、神のみわざに対して悟ることが出来ます。


悟りの霊によって聖書の世界、霊の世界、神の世界が開かれていきます。

一気に全部開かれるわけではないですが、神の存在に対しては一気に信仰が出て来ます。


頭で理解するのではなく、心で信じるようになります。

これは神からの不思議な恵みです。


博士も悟れないのに、無学な人が悟ることは 神の世界ではよくあることです。


【へブル11章3節】

信仰によって、私たちは、この世界が神のことばで造られたことを悟り、したがって、見えるものが目に見えるものからできたのではないことを悟るのです。

このようにありますが、これは見える世界が、目に見えない神のことばによって造られたことを意味します。


信仰があると 神の救いの計画、主の十字架、御国、世の終わりやさばきなどを悟ることが出来ますが、信仰がないならば聖書を読んでも神のみこころを悟ることは出来ません。


聖書を読む人は多いと思いますが、どんなに読んでも信仰を持たない人もいますが、わずかなことばを聞いても 信仰を持つ人がいます。


なぜなのかはよく分からないですが、これも神の一方的な恵みだと信じています。




◎信仰は神の約束のことばの上で働く




信仰の始まりも土台も すべて神の約束のことばです。

アブラハムの信仰はどのように働いたでしょうか。


【ヘブル11章8節】

信仰によって、アブラハムは、相続財産として受け取るべき地に出て行けとの召しを受けたとき、これに従い、どこに行くのかを知らないで、出て行きました。

アブラハムの信仰の行動は、神から約束のことばを聞いて、それに従って行動しました。

自分の計画でも人の勧めでもありませんでした。

神は彼が行動出来るように約束を与えました。


【創世記12章1-3節】

主はアブラムに仰せられた。「あなたは、あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、わたしが示す地へ行きなさい。

そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。あなたの名は祝福となる。

あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。」

信仰ある人はこのように神の約束のことばの上で行動します。

すると主の御心のままに生きることが出来ます。


自分の考えや知識や経験、計画で動くのは信仰ではありません。
それは信仰とは無関係です。


神の言葉によって動くのが信仰です。


信仰が 神の約束と自分を結びつけます。

信仰は神の約束のことばと深く関係します。




◎信仰はキリストを一番大切にする




【へブル11章26節】

彼は、キリストのゆえに受けるそしりを、エジプトの宝にまさる大きな富と思いました。彼は報いとして与えられるものから目を離さなかったのです。

これはモーセの信仰の姿ですが、モーセは自分が置かれた環境の中でとどまったならば、パロの娘の養子として権力、名誉、富、贅沢な生活すべてを手に入れることが出来ました。


しかし、そのすべてを失うことを知っていながらも、モーセはキリストを選びました。

イスラエルの民と共に苦労しましたが、彼はキリストから得られるものに注目して キリストを選びました。

パウロも同じでした。


【ピリピ3章7-8節】

しかし、私にとって得であったこのようなものをみな、私はキリストのゆえに、損と思うようになりました。

それどころか、私の主であるキリスト・イエスを知っていることのすばらしさのゆえに、いっさいのことを損と思っています。私はキリストのためにすべてのものを捨てて、それらをちりあくたと思っています。

キリストをすべてにまさる方として尊敬できるのも信仰によります。




◎信仰が働くと 大きな試練にも迫害にも耐えることが出来る




【ヘブル11章35-38節】

女たちは、死んだ者をよみがえらせていただきました。またほかの人たちは、さらにすぐれたよみがえりを得るために、釈放されることを願わないで拷問を受けました。

また、ほかの人の人たちは、あざけられ、むちで打たれ、さらに鎖につながれ、牢に入れられるめに会い、

また、石で打たれ、試みを受け、のこぎりで引かれ、剣で切り殺され、羊ややぎの皮を着て歩き回り、乏しくなり、悩まされ、苦しめられ、

――この世は彼らにふさわしい所ではありませんでした――荒野と山とほら穴と地の穴とをさまよいました。

信仰がないと主のための小さい苦難にも耐えることが出来ません。


信仰がある人は苦難の中でも希望を持ちます。

(その人たちは)神が 神を愛する者のために備えておられるものを見ています。


聖徒が受け継ぐものがどのように栄光に富んだものかを知っているので、それが忍耐出来る力を与えます。


たとえ殉教しても主から様々な冠を受け、神がおられる天国で永遠に住むことを知っているので、死をも恐れません。


信仰がないと主のゆえに受ける試練に耐えられません。

しかし信仰があれば 自分を捨て、自分の十字架を負って主に従うことが出来ます。


信仰がどのように働くかを知れば、もっと信仰を生かすことが出来ます。


“自分は信仰がある” と言っても、今回のことばのように 信仰を働かせることがないならば、その信仰が何になるでしょうか。

中味のない形式的な信仰で終わってしまいます。


そのような姿に対して主から言われることばは「信仰の薄い者だ」です。

しかし弟子たちが信仰を働かせるようになってからは、そのことばは言わなくなりました。


たとえ今、「信仰の薄い者だ。」と言われている人でも、その信仰を働かせるならば、信仰は強くなりますし、その信仰で主を喜ばせることが出来ます。


そして信仰を持っている人も、その信仰によって多くの恵みを受けることが出来ます。
(*・ω・)ノ


2016.8.14
聖日礼拝メッセージ

八戸ノ里キリスト教会

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