テーマは 『 九人はどこにいるのか 』 です
【ルカの福音書17章12-19節】
ある村に入ると、十人のツァラアトに冒された人がイエスに出会った。彼らは遠く離れた所に立って、
声を張り上げて、「イエスさま、先生。どうぞあわれんでください」と言った。
イエスはこれを見て言われた。「行きなさい。そして自分を祭司に見せなさい。」彼らは行く途中できよめられた。
そのうちのひとりは、自分のいやされたことがわかると、大声で神をほめたたえながら引き返して来て、
イエスの足もとにひれ伏して感謝した。彼はサマリヤ人であった。
そこでイエスは言われた。「十人きよめられたのではないか。九人はどこにいるのか。
神をあがめるために戻って来た者は、この外国人のほかには、だれもいないのか。」
それからその人に言われた。「立ち上がって、行きなさい。あなたの信仰が、あなたを直したのです。」
イエス様は10人が大喜びしながら感謝するために戻って来ると期待したと思います。
死ぬまで治ることのない らい病が癒されたから当たり前のように感謝すると思うのが正常ですね。
しかし戻って来たのはたった1人でした。
それも そのひとりはサマリヤ人で、ユダヤ人9人は誰ひとり戻って来ませんでした。
主と共にいたユダヤ人たちも、サマリヤ人の前で恥ずかしかったと思います。
主は病人を癒して良いことをしたのに、主が味わった思いは失望と悲しみでした。
『私ならば絶対そんなことはしない。主の所に戻って来て感謝します。』と、みんなは言うでしょう。
それが本当のことならば良いですが、残念ながら今もあまり変わらないです。
10人のらい病人は恵みを求めた時は必死になって『イエス様、どうぞあわれんで下さい。」と声を張り上げて叫んだのに、癒された後には なぜ感謝のことば一つ言えなかったでしょうか?
感謝は神の恵みを悟った者だけが出来るからです。
クリスチャンの中にも恵みを悟っていない者が多いです。
求める時も、まるで神が自分に借りがあるかのように、また自分が何かを神に預けたかのように要求して、与えられると「当たり前」と思い、感謝しないです。
これほど情けないことはないです。
牧師の立場としても一番辛くて悲しいことは、たくさん愛し、世話をし、助けた人から感謝どころか悪口を言われ、裏切られた時です。
その人たちは感謝がなく 要求や願いが多く、自分の思い通りにならないと全部牧師のせいにして悪口を言います。
神にも文句、教会や牧師にも文句を言います。
これが一番辛いといつも思います。
感謝は次の恵みを生み出す種です。
感謝が蒔かれると、そこからまた感謝出来ることが生まれます。
主に感謝したサマリヤ人はその信仰を誉められました。
彼の感謝を、主は信仰の行動として認めました。
感謝しなかった9人は不信仰の者でした。
また感謝は恵みを受けた時に、すぐにすることです。
神や人々と感謝のことを分かち合うことです。
良いことがあった時に、どのようにしていますか?
良い例があります。
放蕩息子が悔い改めて父の所に帰って来た時に、父はしもべたちに言いました。
『肥えた子牛を引いて来てほふりなさい。食べて祝おうではないか。』と言って、喜びをみんなと分かち合いました。
感謝なことを隠し、感謝することを惜しんではいけないです。
人から良くしてもらった時は常識のない人に思われるのが嫌なので すぐにお礼のことばを言いますが、神に対してはそれが出来ていない人たちがいます。
神様から良い恵みを受けたら、感謝を表すために、主に感謝献金をささげていますか?
その度に感謝献金をささげて主に感謝の気持ちを表す人もいれば、ある人たちは何もなかったかのように何もしないです。
神はすべてを見ています。
「感謝すべき事なのに、どうして何もしないのか?」と私が思う時がありますが、果たしてその人に恵みを与えた神はどう思うでしょうか?
いつかまとめて感謝しようと思っているのか、それとも感謝のことばだけで良いでしょうと思っているのでしょうか?
感謝は、分かち合う時に 本物の感謝になります。
肉のものだけに関心があると、いつか主を裏切ります。
弟子たちも霊的恵みを悟っていない時、主が十字架にかかった時、みんなが逃げて行きました。
ユダヤ人は未だに主の恵みを悟っていないし、感謝もしないです。
ユダヤ人は全世界で誰よりも先に主に選ばれ、メシヤも自分たちのところに来たのに、感謝どころか十字架につけて殺しました。
感謝しない彼らを見て、神は福音の恵みをユダヤ人から異邦人に移しました。
彼らはその後にとても厳しい道をずっと歩んでいます。
恵みを忘れ、感謝もせず裏切る者になると、福音と恵みのチャンスを逃してしまいます。
主の食卓から落ちるパンくずの恵みにも感謝する者になれば、大きなパンの恵みが来ます。
悪い時代の特徴は感謝しない者が多くなります。
悪者の特徴も感謝を知らないです。
しかし神を愛し、神の恵みを知っている者の特徴は、すべてのことについて感謝します。
絶えず神に感謝をささげます。
【エペソ5章20節】
いつでも、すべてのことについて、私たちの主イエス・キリストの名によって父なる神に感謝しなさい。
【詩篇116編17節】
私はあなたに感謝のいけにえをささげ、主の御名を呼び求めます。
アーメン (・∀・)
2021.8.15
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