からし種の信仰と成長↗

東大阪市・八戸ノ里キリスト教会の毎週日曜日の礼拝メッセージです。 「聖書は難しくて意味がわからない」というイメージが強いです。だけど、真理を正しく説いてくれるので心にグサグサと刺さります。涙も大量に流れます。だけど、それが神様の恵みなんですヨ~★


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2021年11月

最悪の人生を最高の人生に変える方法

テーマは 『 最悪の人生を最高の人生に変える方法 』 です


私たちは生きている上で、苦しいこと、つらいこともたくさん経験します。


特に、仲の良い人や、家族、大切な人、毎日顔を合わせる人から 受ける傷や苦しみの方が多いのです。

そのような苦しさ、つらい思いをする中で、私たちは一体どうしたら良いのでしょうか。


今日はある人の人生を通して、その答えを探っていきましょう。




ヨセフの人生に起きた5つの最悪な出来事




① 父には溺愛されたが、兄たちに嫌われ憎まれた


【創世記37章2-4節】

これはヤコブの歴史である。ヨセフは十七歳のとき、彼の兄たちと羊の群れを飼っていた。彼はまだ手伝いで、父の妻ビルハの子らやジルパの子らといっしょにいた。ヨセフは彼らの悪いうわさを父に告げた。

イスラエルは、彼の息子たちのだれよりもヨセフを愛していた。それはヨセフが彼の年寄り子であったからである。それで彼はヨセフに、そでつきの長服を作ってやっていた。

彼の兄たちは、父が兄弟たちのだれよりも彼を愛しているのを見て、彼を憎み、彼と穏やかに話すことができなかった。

ヨセフは12人兄弟で、それぞれ4人の違うお母さんから生まれ、ヨセフは お父さんのヤコブが一番愛していた妻、ラケルの息子で、お父さんの一番のお気に入りとして、兄弟たちの中で特別な扱いを受けていました。


兄たちの悪い行いを素直にお父さんに話したこと、お父さんからのえこひいき、自分が見た夢を話したせいで、兄たちに嫌われ、いじめられ、普通に会話をすることさえもできず、ひどい言葉で傷つけられる日々が続いていました。






② 17歳の時、兄弟たちに殺されそうになった後、外国の地であるエジプトに売り飛ばされた


お父さんのお使いで、100キロ離れたドタンまで兄たちに会う為に行きました。


兄たちのところに着いた時、兄たちは彼を殺す計画を練り始め、最終的にはイシュマエル人に奴隷としてヨセフを売り飛ばしました。

ヨセフは家族に「死んだ者」として報告され、お父さんのヤコブは悲しみに打ちひしがれました。






③ エジプトで奴隷生活をした


異国の地で誰も知り合いもいない中、一人だけ味方がいました。


【創世記39章2-5節】

主がヨセフとともにおられたので、彼は幸運な人となり、そのエジプト人の主人の家にいた。

彼の主人は、主が彼とともにおられ、主が彼のすることすべてを成功させてくださるのを見た。

それでヨセフは主人にことのほか愛され、主人は彼を側近の者とし、その家を管理させ、彼の全財産をヨセフの手にゆだねた。

主人が彼に、その家と全財産とを管理させた時から、主はヨセフのゆえに、このエジプト人の家を、祝福された。それで主の祝福が、家や野にある、全財産の上にあった。

たった一人の味方は神様でした。

神様がともにおられたのです。


孤独の中で、奴隷生活の中で、ヨセフは神様とずっと一緒にいたのです。


自由も自分の意思や権利もまったくないはずの奴隷という身分だったのですが、神様がヨセフを見ておられ、共におられ、ヨセフを祝福したので、奴隷としてはありえないような待遇で成功していったのです。






④ ようやく認められてきた中で、主人の妻ポティファルにはめられ、濡れ衣を着せられて牢獄生活に


【創世記39章6-10節】

彼はヨセフの手に全財産をゆだね、自分の食べる食物以外には、何も気を使わなかった。しかもヨセフは体格も良く、美男子であった。

これらのことの後、主人の妻はヨセフに目をつけて、「私と寝ておくれ」と言った。

しかし、彼は拒んで主人の妻に言った。「ご覧ください。私の主人は、家の中のことは何でも私に任せ、気を使わず、全財産を私の手にゆだねられました。

ご主人は、この家の中では私より大きな権威をふるおうとはされず、あなた以外には、何も私に差し止めてはおられません。あなたがご主人の奥さまだからです。どうして、そのような大きな悪事をして、私は神に罪を犯すことができましょうか。

それでも彼女は毎日、ヨセフに言い寄ったが、彼は、聞き入れず、彼女のそばに寝ることも、彼女といっしょにいることもしなかった。

神様の存在を認め、いつも神様が自分をどう思っているのか、神様中心の生活を生きていました。

それは、すべてを手に入れた後も変わらずにそうしていました。



偉そうにすることはなく、自分の主人のことを大切にして 任された仕事をしっかりこなした上で、何よりも神様が自分にどう見られているのか、神様に対して罪を犯さないようにすることを大事にしていました。


それなのに、この主人の妻が 嘘をついてヨセフに濡れ衣をかぶせ、牢屋に入れられました。


【創世記39章20-23節】

ヨセフの主人は彼を捕らえ、王の囚人が監禁されている監獄に彼を入れた。こうして彼は監獄にいた。

しかし、主はヨセフとともにおられ、彼に恵みを施し、監獄の長の心にかなうようにされた。

それで監獄の長は、その監獄にいるすべての囚人をヨセフの手にゆだねた。ヨセフはそこでなされるすべてのことを管理するようになった。

監獄の長は、ヨセフの手に任せたことについては何も干渉しなかった。それは主が彼とともにおられ、彼が何をしても、主がそれを成功させてくださったからである。

牢屋の中、暗い中、孤独の中、ここでもたった一人の味方がいました。

それは神様でした。


いつも神様を認め、神様の前で罪を犯さずに神様の目にかなった生活をしようと心掛けたヨセフのそばに、神様がおられ、監獄の中でさえも成功するように働いてくださったのです。






⑤ せっかく助けてあげた牢屋仲間に自分も釈放してもらえるように助けを求めたが、すっかり忘れられ、2年も牢獄生活を送った


【創世記40章8-15節】

ふたりは彼に答えた。「私たちは夢を見たが、それを解き明かす人がいない。」ヨセフは彼らに言った。「それを解き明かすことは、神のなさることではありませんか。さあ、それを私に話してください。」

それで献酌官長はヨセフに自分の夢を話して言った。「夢の中で、見ると、私の前に一本のぶどうの木があった。

そのぶどうの木には三本のつるがあった。それが芽を出すと、すぐ花が咲き、ぶどうのふさが熟して、ぶどうになった。

私の手にはパロの杯があったから、私はそのぶどうを摘んで、それをパロの杯の中にしぼって入れ、その杯をパロの手にささげた。」

ヨセフは彼に言った。「その解き明かしはこうです。三本のつるは三日のことです。

三日のうちに、パロはあなたを呼び出し、あなたをもとの地位に戻すでしょう。あなたは、パロの献酌官であったときの以前の規定に従って、パロの杯をその手にささげましょう。

あなたがしあわせになったときには、きっと私を思い出してください。私に恵みを施してください。私のことをパロに話してください。この家から私が出られるようにしてください。

実は私は、ヘブル人の国から、さらわれて来たのです。ここでも私は投獄されるようなことは何もしていないのです。」

【創世記40章20-23節】

三日目はパロの誕生日であった。それで彼は、自分のすべての家臣たちのために祝宴を張り、献酌官長と調理官長とをその家臣たちの中に呼び出した。

そうして、献酌官長をその献酌の役に戻したので、彼はその杯をパロの手にささげた。

しかしパロは、ヨセフが解き明かしたように、調理官長を木につるした。

ところが献酌官長はヨセフのことを思い出さず、彼のことを忘れてしまった。

献酌官長の夢を解き明かして三日後、ヨセフは夢が解き明かした通りに現実になったことを聞き、ようやく自分もこの牢屋から出ることができると期待しながら待っていましたが、結局釈放されないまま、牢獄生活が2年続きました。


【創世記41章46節】

──ヨセフがエジプトの王パロに仕えるようになったときは三十歳であった──ヨセフはパロの前を去ってエジプト全土を巡り歩いた。

最終的には、ヨセフがパロの夢の解き明かしをしたことによって、ようやく釈放され、パロの右腕になり、エジプト全国をつかさどるようになりました。



17歳の時に、エジプトという外国の地に無一文で奴隷として売り飛ばされ、何もないところからスタートした暗闇の人生から、二年間の投獄生活を送ったのち、30歳の時にようやく人生が回復してきたのでした。


そこからパロの夢の解き明かしの通りに、7年の豊作の間にききんを備え、残りの7年のききんを乗り越えることができました。



そのききんの際に、ヨセフの兄弟はヨセフと知らずに、食料を買いに来て、結局は兄弟もお父さんとも再会を果たします。

ヨセフを通して、家族みんながききんで死なずに助かったのです。


また、ヨセフは久しぶりに再会した兄弟たちのことは責めずに赦し、それどころか信仰の言葉、慰めの言葉をかけました。


【創世記50章19-21節】

ヨセフは彼らに言った。「恐れることはありません。どうして、私が神の代わりでしょうか。

あなたがたは、私に悪を計りましたが、神はそれを、良いことのための計らいとなさいました。それはきょうのようにして、多くの人々を生かしておくためでした。

ですから、もう恐れることはありません。私は、あなたがたや、あなたがたの子どもたちを養いましょう。」こうして彼は彼らを慰め、優しく語りかけた。

ヨセフはどんな目にあっても、神様を呪うこともせず、人を呪うこともしませんでした。

もちろん、苦しみを感じなかったわけではありません。


でも、その苦しみがある中で、最悪な人生を送っている中で、たった一人の味方の神様がいたからこそ、人生を諦めずにその時々で出来ることをしながら生きることができたのです。


ヨセフは神様のことをいつも認め、神様の目に適った生き方を心がけ、悪いことも含め すべてを益としてくださることを信じ、実行して生きたのです。



私たちも、いつも神様にゆだね、神様が今のつらい経験、苦しみさえもすべて益としてくださることを信じ、神様を認めて一緒に生きていきましょう。


アーメン (*・ω・)ノ


2021.11.28
聖日礼拝メッセージ

八戸ノ里キリスト教会



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主の恵みを深く考えるならば

テーマは 『 主の恵みを深く考えるならば 』 です

【コロサイ2章6-7節】

あなたがたは、このように主キリスト・イエスを受け入れたのですから、彼にあって歩みなさい。

キリストの中に根ざし、また建てられ、また、教えられたとおり信仰を堅くし、あふれるばかり感謝しなさい。

【コロサイ3章15-17節】

キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。そのためにこそあなたがたも召されて一体となったのです。また、感謝の心を持つ人になりなさい。

キリストのことばを、あなたがたのうちに豊かに住まわせ、知恵を尽くして互いに教え、互いに戒め、詩と賛美と霊の歌とにより、感謝にあふれて心から神に向かって歌いなさい。

あなたがたのすることは、ことばによると行いによるとを問わず、すべて主イエスの名によってなし、主によって父なる神に感謝しなさい。


今日は収穫感謝祭でありますので、感謝のことを考えるのは当たり前だと思います。


感謝しながら過ごしていますか?

それとも感謝を忘れて過ごしていますか?


考えが浅い子どもたちはあまり感謝をしないです。


しかし、少しでも深く考えるならば 感謝すべきことはたくさんあります。



もし信仰がある人ならば、この世の人よりはもっと深い感謝を主にささげないといけないです。

この世の人々の口からは出ることのない “感謝” が信仰ある人からは出ないといけないです。


このコロサイは、パウロが獄中で書いた手紙です。


獄中で書いた手紙は四つあります。

エペソ、ピリピ、コロサイ、ピレモン書です。


獄中の環境は最悪の環境です。

今より昔はもっと環境が悪かったです。


四つの手紙を読んでみて下さい。

誰も、彼が最悪の環境にいるとは想像できないです。



なぜなら手紙の中に感謝のことばが多く出て来るからです。

それも『絶えず、思い出す度に、いつも」神に感謝をささげていると書いてあります。


福音を伝えただけで、迫害され、何度も獄中生活を送りながらも、一度も神に不平不満を言ったことがなく、反対に絶えず感謝をささげました。


何が 彼をそのように感謝の心を持つ人にしたでしょうか?


それは、彼が『血のついた主の十字架とその愛』を悟った時からでした。


主の十字架の意味と、深い神の愛を悟らないと十字架を見ても感謝は出てこないです。

神の恵みが分からないです。



主の血の付いた十字架が見えて来た時に、その熱い愛、犠牲の愛がはっきりと自分の心に入って来た時に、自分のような罪人を捨てず、救い出して下さった主の愛に心が震えてきます。


パウロはそれを知りました。

そしてこのように告白しました。


【第1テモテ1章12-17節】

私は、私を強くしてくださる私たちの主キリスト・イエスに感謝をささげています。なぜなら、キリストは、私をこの務めに任命して、私を忠実な者と認めてくださったからです。

私は以前は、神をけがす者、迫害する者、暴力をふるう者でした。それでも、信じていないときに知らないでしたことなので、あわれみを受けたのです。

私たちの主の、この恵みは、キリスト・イエスにある信仰と愛とともに、ますます満ちあふれるようになりました。

「キリスト・イエスは、罪人を救うためにこの世に来られた」ということばは、まことであり、そのまま受け入れるに値するものです。私はその罪人のかしらです。

しかし、そのような私があわれみを受けたのは、イエス・キリストが、今後彼を信じて永遠のいのちを得ようとしている人々の見本にしようと、まず私に対してこの上ない寛容を示してくださったからです。

どうか、世々の王、すなわち、滅びることなく、目に見えない唯一の神に、誉れと栄えとが世々限りなくありますように。アーメン。


十字架の恵みと主の愛を受けた人は たとえいのちが取られても、獄中にいても感謝が絶えることはないです。


苦しくても、何もなくても、辛くても主に愛され、見捨てられることなく、いつか復活の主をその目で見ることが出来るので、感謝することが出来ます。



主への感謝の心がある人は 心で主に感謝し、ことばで感謝し、賛美を通して感謝し、ささげもので感謝し、体と時間、賜物で主に感謝をささげます。

本当に恵みが何か、良いものが何か、価値あるものが何かを深く考えるならば、感謝すべきものが見えてきます。


【第1テサロニケ5章18節】

すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。

アーメン (・∀・)


2021.11.21
収穫感謝礼拝メッセージ

八戸ノ里キリスト教会



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失ったたましいを捜す神様

テーマは 『 失ったたましいを捜す神様 』 です

【ルカの福音書15章11-32節】

またこう話された。「ある人に息子がふたりあった。

弟が父に、『お父さん。私に財産の分け前を下さい』と言った。それで父は、身代をふたりに分けてやった。

それから、幾日もたたぬうちに、弟は、何もかもまとめて遠い国に旅立った。そして、そこで放蕩して湯水のように財産を使ってしまった。

何もかも使い果たしたあとで、その国に大ききんが起こり、彼は食べるにも困り始めた。

それで、その国のある人のもとに身を寄せたところ、その人は彼を畑にやって、豚の世話をさせた。

彼は豚の食べるいなご豆で腹を満たしたいほどであったが、だれひとり彼に与えようとはしなかった。

しかし、我に返ったとき彼は、こう言った。『父のところには、パンのあり余っている雇い人が大ぜいいるではないか。それなのに、私はここで、飢え死にしそうだ。

立って、父のところに行って、こう言おう。「お父さん。私は天に対して罪を犯し、またあなたの前に罪を犯しました。

もう私は、あなたの子と呼ばれる資格はありません。雇い人のひとりにしてください。」』

こうして彼は立ち上がって、自分の父のもとに行った。ところが、まだ家までは遠かったのに、父親は彼を見つけ、かわいそうに思い、走り寄って彼を抱き、口づけした。

息子は言った。『お父さん。私は天に対して罪を犯し、またあなたの前に罪を犯しました。もう私は、あなたの子と呼ばれる資格はありません。』

ところが父親は、しもべたちに言った。『急いで一番良い着物を持って来て、この子に着せなさい。それから、手に指輪をはめさせ、足にくつをはかせなさい。

そして肥えた子牛を引いて来てほふりなさい。食べて祝おうではないか。

この息子は、死んでいたのが生き返り、いなくなっていたのが見つかったのだから。』そして彼らは祝宴を始めた。

ところで、兄息子は畑にいたが、帰って来て家に近づくと、音楽や踊りの音が聞こえて来た。

それで、しもべのひとりを呼んで、これはいったい何事かと尋ねると、

しもべは言った。『弟さんがお帰りになったのです。無事な姿をお迎えしたというので、お父さんが、肥えた子牛をほふらせなさったのです。』

すると、兄はおこって、家に入ろうともしなかった。それで、父が出て来て、いろいろなだめてみた。

しかし兄は父にこう言った。『ご覧なさい。長年の間、私はお父さんに仕え、戒めを破ったことは一度もありません。その私には、友だちと楽しめと言って、子山羊一匹下さったことがありません。

それなのに、遊女におぼれてあなたの身代を食いつぶして帰って来たこのあなたの息子のためには、肥えた子牛をほふらせなさったのですか。』

父は彼に言った。『子よ。おまえはいつも私といっしょにいる。私のものは、全部おまえのものだ。

だがおまえの弟は、死んでいたのが生き返って来たのだ。いなくなっていたのが見つかったのだから、楽しんで喜ぶのは当然ではないか。』」


この話はイエス様がたとえ話として語りました。

人々に何かを教えるためでした。


それは10節にあります。

『あなたがたに言いますが、それと同じように、ひとりの罪人が悔い改めるなら、神の御使いたちに喜びがわき起こるのです。』


みんなは「放蕩息子は弟」だと思いますが、神の目には 兄も放蕩息子です。

弟と兄の生き方を見ると、弟は誰が見ても放蕩息子ですが、兄はとてもまじめな生き方をしていたので、放蕩息子と思う人はいませんでした。


しかし彼の心の中を見ると、神から遠く離れていたので神の目には放蕩息子の姿でした。



弟は財産をもらって家族から離れて遠くに行き、自由気ままに生きて すべての財産も使い果たし貧困に陥りました。


どん底に落ちた時に初めて自分の罪に気付き、父の愛と恵みを思い出しました。

すべてを失った後に初めて悟ることがきました。


悟りがなかった時は獣のような状態でした。


【詩篇49編20節】

人はその栄華の中にあっても、悟りがなければ、滅びうせる獣に等しい。







自分が罪人である悟りがないと、悔い改めることは出来ないです。

そして神の恵みも悟ることが出来ないです。


幸い弟は 人生のどん底で悟ることが出来、悔い改めて父の所に帰ることが出来たので、父は彼を受け入れました。

そこで改めて父の深い愛を知ることが出来ました。



どん底で頼る所もない時に、神を求める人は生きることが出来ます。


神がその人を受け入れて下さるからです。

お父さんは帰って来た息子を叱ったのではなく、とても喜んで下さいました。


なぜなら『死んでいたのに生き返り、いなくなったのに見つかったのだから」という思いがあったからです。

本当に死んだわけではないです。



しかし神から離れて自堕落な生活をする者は、主の目には死んだ者です。


そのような者が悔い改めて立ち返ったのに、神が喜ばないはずがないです。

主が赦せない罪はないです。






兄はどのような人を指しているでしょうか?


パリサイ人や律法学者の姿です。

律法に熱心でありますが、律法の根本である愛といのちを捨てて形式だけを重んじる宗教行為だけをして満足していた人たちでした。


父のそばにいながらも、父の心はまったく知りませんでした。

不平不満が多い者でした。


彼らはイエス様が罪人たちと一緒にいるのを見て非難しました。

父が弟を歓迎したことで腹を立てて父を非難したように。



もし私たちの中で、自分がやったことを誇りながら 良くしてくれない神に文句を言うならば、兄のような人です。

この人に必要なものは何でしょうか。


悔い改めです。


神の恵みを未だに悟っていない人であり、自分が罪人であることの自覚も足りないです。

罪の自覚は、どんな善行よりも有益です。


罪を自覚して悔い改めない限り、罪の赦しを受けることはないです。



神はとても大きな愛と広い心を持っていらっしゃる方です。


罪人が立ち返ることを、首を長くして待っておられる方です。

帰って来る者を喜んで迎えて下さいます。



私たちの姿が兄弟の中にあるかも知れません。

悔い改めることを主は望んでいます。


アーメン (・∀・)つ


2021.11.14
聖日礼拝メッセージ

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ヤコブが受けた数々の祝福

テーマは 『 ヤコブが受けた数々の祝福 』 です

【創世記27章26-29節】

父イサクはヤコブに、「わが子よ。近寄って私に口づけしてくれ」と言ったので、

ヤコブは近づいて、彼に口づけした。イサクは、ヤコブの着物のかおりをかぎ、彼を祝福して言った。「ああ、わが子のかおり。主が祝福された野のかおりのようだ。

神がおまえに天の露と地の肥沃、豊かな穀物と新しいぶどう酒をお与えになるように。

国々の民はおまえに仕え、国民はおまえを伏し拝み、おまえは兄弟たちの主となり、おまえの母の子らがおまえを伏し拝むように。おまえをのろう者はのろわれ、おまえを祝福する者は祝福されるように。」


ヤコブが父イサクから受けた祝福のことばが本文のことばですが、本来イサクはこの祝福を長男であるエサウにする予定でした。

しかしヤコブがエサウに変装して目の悪いお父さんを騙してその祝福を受け取りました。



ヤコブのやり方は良いやり方ではなかったですが、ヤコブはどうしても父からの祝福を受けたかったです。

なぜなら父イサクは、神の祝福と約束を父であるアブラハムから受けていたからです。


今度は自分が父から神の祝福と約束を受けたかったので、すでに兄エサウと取引をして長男の権利を受け取りました。

エサウは世を愛する者で、そういうことには関心があまりなかったです。


すでに取引をしたヤコブから見ると、父から受けた祝福は自分の祝福としての権利がありました。



父イサクの口を使って、神はヤコブを祝福しました。

ヤコブが受けた祝福は壮大な祝福でした。


地の産物の祝福がありました。

天の露と地の肥沃から来る豊かな穀物と新しいぶどう酒の祝福を受けました。






次は国々の民がその前に仕える祝福でした。


また呪う権威、祝福する権威、さばく権威が与えられました。

もちろんこれらは霊的祝福です。


アブラハムが受けた祝福を、ヤコブはこの時に受けました。

これでアブラハムに与えた祝福を相続する者になりました。






次に受けた祝福があります。


神が共におられる保証をもらいました。

これも大きな祝福です。


一人で親戚の家に向かっていたヤコブの所、夜中に神が現れました。

そして彼を祝福しました。



【創世記28章13-15節】

そして、見よ。主が彼のかたわらに立っておられた。そして仰せられた。「わたしはあなたの父アブラハムの神、イサクの神、主である。わたしはあなたが横たわっているこの地を、あなたとあなたの子孫とに与える。

あなたの子孫は地のちりのように多くなり、あなたは、西、東、北、南へと広がり、地上のすべての民族は、あなたとあなたの子孫によって祝福される。

見よ。わたしはあなたとともにあり、あなたがどこへ行っても、あなたを守り、あなたをこの地に連れ戻そう。わたしは、あなたに約束したことを成し遂げるまで、決してあなたを捨てない。」


アブラハムに与えた祝福だけではなく、どこへ行っても守ると保証して下さいました。


一人ぽっちで不安と恐れ、寂しさの中にいたヤコブは この祝福のことばと夢を見て、どんなに励ましを受け、心が強くなったでしょうか。


時に適った恵みを主は注いで下さいました。


ヤコブは祝福のチャンスを逃さない人です。

いつもそのチャンスを掴んで、ますます祝福される人になりました。






さらにヤコブが受けた祝福です。


それは神との戦いで得た祝福でした。


ヤポクの渡しの所で夜通し御使いと戦いました。

その時にヤコブが言ったことばで祝福を得ることが出来ました。



【創世記32章24-29節】

ヤコブはひとりだけ、あとに残った。すると、ある人が夜明けまで彼と格闘した。

ところが、その人は、ヤコブに勝てないのを見てとって、ヤコブのもものつがいを打ったので、その人と格闘しているうちに、ヤコブのもものつがいがはずれた。

するとその人は言った。「わたしを去らせよ。夜が明けるから。」しかし、ヤコブは答えた。「私はあなたを去らせません。私を祝福してくださらなければ。」

その人は言った。「あなたの名は何というのか。」彼は答えた。「ヤコブです。」

その人は言った。「あなたの名は、もうヤコブとは呼ばれない。イスラエルだ。あなたは神と戦い、人と戦って、勝ったからだ。」

ヤコブが、「どうかあなたの名を教えてください」と尋ねると、その人は、「いったい、なぜ、あなたはわたしの名を尋ねるのか」と言って、その場で彼を祝福した。


ここでも、祝福して下さらないと去らせないと必死にすがるヤコブの姿がありました。


多くの人は祝福を受けるチャンスなのに、それを簡単に手放して後で後悔します。

エサウのように値打ちのないものを求め、優れた祝福を簡単に失います。


しかしヤコブは神から来る祝福は一つも失いたくない必死の思いがあるので、すべて受け取ることが出来ました。



ヤコブも波乱万丈の人生でしたが、神からの祝福はすべて受け取り、その祝福を また子孫に残すことが出来ましたし、信仰の人として勝利者になりました。


アーメン v( ̄∇ ̄)v


2021.11.7
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