テーマは 『 恐れないで信仰を持ちなさい 』 です
【第2テモテ1章7節】
神が私たちに与えてくださったものは、おくびょうの霊ではなく、力と愛と慎みとの霊です。
今、世界を恐れの霊が覆ってあることは知っていますね。
目に見えないウイルスに感染することを非常に恐れている人がたくさんいます。
外に出るのも、人に会うのも、物に触れることも恐れる人が多いです。
そしてコロナだけではなく、違う事でも人々は恐れています。
何に対して恐れを持っているでしょうか?
貧困の恐れ、失敗の恐れ、愛する人を失う恐れ、死の恐れ、病気の恐れ、自由を失う恐れ、人からの非難に対する恐れ、年を取ることへの恐れなど様々な恐れがあります。
恐れはまったく役立たないもので、反対に私たちの成功や幸せ、健康などを邪魔するものです。
恐れは神から来たものではありません。
神が私たちに与えたものは臆病の霊ではなく、力と愛と慎みとの霊です。
神は人間が恐れに弱いことを知って、恐れに負けないようにみことばを与えて下さいました。
【イザヤ書41章10節】
恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。
【ヨハネの福音書16章33節】
わたしがこれらのことをあなたがたに話したのは、あなたがたがわたしにあって平安を持つためです。あなたがたは、世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。」
主は世にあって多くの患難があることもご存知です。
人々は患難を恐れるので、患難が来ると心に大きな負担を感じます。
精神的に、肉体的に苦しみます。
しかし神を知っているならば、思い出すべきことがあります。
“この世で起こるすべてのことは神がなさること” です。
すなわち神の許可なしには起こらないことです。
それを信じることが信仰です。
恐れは、私たちが神のことばを信じず、神と一致せず、神と共にいないからです。
恐れは自分の霊的状態、神との関係をもろに表します。
「神を信じる」と言いながら、恐れおののいているならば、あなたが信じる神はどこにいますか?
主が共にいるならば、なぜ恐れる必要があるのか と自分に聞いてみて下さい。
恐れは信仰の敵です。
恐れは聖霊の敵です。
恐れは信仰を奪い、聖霊を心から追い出します。
荒野でイスラエルの民に悪影響をもたらした恐れの正体を見ます。
カナンの地を偵察した12人が同じものを見て、10人対2人に意見が分かれました。
10人はカナンの地の城壁や強い人たちを見て恐れをもって帰りました。
恐れの目で見ると 彼らは巨人に見え、自分たちはいなごのように見えました。
それで民に対してこのように報告しました。
「あの民の所には攻め上れない。あの民は私たちより強いから」
全会衆はそれを聞いて、恐れに覆われて夜通し泣きわめきました。
そして不信仰のことば、つぶやき、否定的なことばをたくさん言いました。
しかし、信仰の人ヨシュアとカレブの2人はそれを見てびっくりして、
主にそむいてはならない。その地の人々を恐れてはならない。彼らは私たちのえじきとなるからだ。彼らの守りは、彼らから取り去られている。しかし主が私たちとともにおられるのだ。彼らを恐れてはならない。」
と、はっきりと言いました。
2人にはまったく恐れがありませんでした。
しかし恐れに覆われた民は、2人の言うことを信じないで、2人を石で打ち殺そうとしました。
それを見た主が、突然モーセに言われました。
【民数記14章11-12節】
主はモーセに仰せられた。「この民はいつまでわたしを侮るのか。わたしがこの民の間で行ったすべてのしるしにもかかわらず、いつまでわたしを信じないのか。
わたしは疫病で彼らを打って滅ぼしてしまい、あなたを彼らよりも大いなる強い国民にしよう。」
恐れの原因が不信仰であると言われました。
恐れは自分が誰を信じているのか、誰と共にいるのか、誰を見ているのかをあらわします。
神への信仰が強いと、恐れは消えて行きます。
心に恐れの居場所がないからです。
見えるものに頼って生きる者は絶えず恐れをもって生きますが、信仰によって生きる人は平安をもって生きます。
自分に対する神の約束を信じ、恐れを追い出しながら勇敢に生きるならば、その人はその信仰によって勝利することが出来ます。
神がその人を守り、助けて下さるからです。
1929年に始まった世界的大恐慌は20世紀の中で最も深く、最も深刻な世界的な経済不況でした。
アメリカの株価の暴落から始まりました。
回復まで2年はかかりました。
国際貿易は50%減少し アメリカの失業率は23%、他の国では33%まで上昇しました。
その時のアメリカの大統領がルーズベルト大統領で、彼によって最悪の大恐慌は克服出来ました。
就任演説で語ったことばの中に「我々が恐れなければならないものは、ただひとつ。恐れそのものだ」があります。
恐れがあると人々は自制力と判断力を失います。
何かの問題で恐れが生じた場合、多くの人は「とにかくこの問題を取り除いて下さい。」と慌てながら祈ります。
それは信仰の祈りではありません。
このように祈るべきです。
「神様。私はこれに対してどのような信仰の行動をしたら良いか教えて下さい。」
危機や試練の中では 恐れではなく、信仰で判断し、行動出来る知恵を神に求めて下さい。
信仰は 可能なことのためにあるのではなく、不可能のためにあります。
不可能の前で 信仰は力を発揮します。
不可能の前で自分の信仰が試されます。
「あなたの信仰はどこにあるのか。なぜ恐れるのか」と主が聞きます。
私たちに力と愛と慎みの霊を与えて下さった神に感謝しながら、信仰の目を開くと恐れは静まります。
「主の御名によって命じる。恐れよ、静まれ。」
信仰によって歩む生き方こそが患難を乗り越える力になります。
アーメン ( ̄‥ ̄)=3
2020.4.26
聖日礼拝メッセージ
八戸ノ里キリスト教会
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