テーマは 『 今年成長しましたか 』 です
【第2ペテロ1章5-10節】
こういうわけですから、あなたがたは、あらゆる努力をして、信仰には徳を、徳には知識を、
知識には自制を、自制には忍耐を、忍耐には敬虔を、
敬虔には兄弟愛を、兄弟愛には愛を加えなさい。
これらがあなたがたに備わり、ますます豊かになるなら、あなたがたは、私たちの主イエス・キリストを知る点で、役に立たない者とか、実を結ばない者になることはありません。
これらを備えていない者は、近視眼であり、盲目であって、自分の以前の罪がきよめられたことを忘れてしまったのです。
ですから、兄弟たちよ。ますます熱心に、あなたがたの召されたことと選ばれたこととを確かなものとしなさい。これらのことを行っていれば、つまずくことなど決してありません。
今年最後の礼拝ですので、1年を振り返りながら 主から受けた恵みに感謝することは大切です。
それと共に大切なのは、主から受けた恵みを使って成長したのか、成長してどのような実を結んだのかを点検するのも大切なことです。
忠実なしもべとして、その恵みと賜物を使ったならば、1年間成長して豊かな実を結んだはずです。
今日は“1年間 成長したのか、実を結んだのか”、他人を見るのではなく、自分を見て下さい。
成長していく過程
まずは成長していく過程をみてみます。
どの部分においての成長を 神が期待するのか 5-7節にあります。
信仰から始まり、徳、知識、自制、忍耐、敬虔、兄弟愛、愛です。
自分は昨年よりも成長したと評価するならば、これらの部分において 確かに成長があったと思います。
成長した人には実が結ばれているので、本人や周りの人も確認出来ます。
“実”は目立たないのではなく、目立ちます。
その人の信仰生活や、人格、人間関係が変わります。
信仰生活を良くしようと思って努力をした人は、すべての部分において成長があったと思います。
成長は信仰から始まり、最終的な実は愛なので、愛が以前よりもあるならば、その過程にある部分でも確かに成長があります。
しかし愛の部分において変わっていないならば、その間にあるものも変化なしだと思います。
成長も、「祈れば成長出来ると思って神様に祈ったのに、成長させてくれなかった」と言う人がいますが、それは間違えた考えです。
なぜならば信仰が成長するためには 神の恵みはもちろん欠かせませんが、恵みだけで成長出来るものではありません。
いくら素晴らしいコーチが選手を育てようとしても、選手自身が真剣に努力をしないと上達出来ません。
信徒たちは救われた後は成長するために、日々肉の思いと戦いながら、努力が必要です。
神様は生ぬるい人や 何も努力しない人に恵みを注ぐのではなく、努力する人に恵みを注ぎます。
すなわち実を結ぼうとする人に、恵みの雨と栄誉と世話をします。
本文でも5節に「あらゆる努力をして」ということばがあります。
これは成長するために最善を尽くすことを意味します。
真剣に取り組まないと続けることが出来ません。
私たち人間は 楽な道を好みますし、出来ることならば怠けたいと思う心があります。
自ら汗を流して奉仕をする人は少ないです。
油断をすると、すぐに怠けてしまうのが私たちの習性です。
それらと戦いながら努力しないと成長は望めないです。
しんどくても努力を続けると、いつの間にか実が結ばれます。
みなさんも今年の年頭に色々と計画を立てたと思います。
しかし、どんなにすごい計画を立てても、努力と継続なしに達成することは出来ないです。
努力をしないと三日坊主で終わってしまいます。
聖書通読の計画はどうなりましたか。
みことばの知識は増えましたか。
人格や品性においても変化がありましたか。
自制や忍耐が出来ましたか。
愛ある者に変わりましたか。
祈りや奉仕、伝道にも力を入れましたか。
成長も実も結んでいないのは何が問題なのか
これは、まず その人の信仰生活に問題があります。
私たちにとって家庭生活も社会生活も大切ですが、最も大切な生活は 信仰生活であることを知っていますか?
信仰生活は神との関係です。
そして、いのちが懸かっています。
ですから、その意味で他のものよりも重要です。
しかし その重要性を認識せず、社会生活や家庭生活だけを重要視し、信仰生活をないがしろにすると当然のように、信仰は形だけのものになります。そこには成長もないです。
神との関係も どうでも良いと考えるので、聖霊も悲しみます。
信仰生活のためにあらゆる努力をして成長し、実を結ぶ意味すら分からないですし関心もないです。
そのような死んだ信仰、または生ぬるい信仰が1番の問題です。
生ぬるいので、神が優先ではなく、仕事、自分、家族、趣味、肉の思いが優先です。
そういう思いが強いので、信仰生活にも力がなく、神の思いよりは心配や悩み、不安、葛藤、肉の欲が常に心を支配します。
それによって心が良い地ではなく、いばらの地になってしまいます。
そこにみことばの種を蒔いても、実を結ぶことが出来ません。
みことばがないので喜びと平安がなくなり、だんだんと聖書も読めなくなり、祈りも出来なくなるので、心が砂漠のように枯れて水のない状態になります。
それで霊的状態が悪くなるので、惑わしの霊や偽りの霊など サタンが活発に働きます。
すると聖霊に導かれて歩むことが出来ず、サタンに導かれて歩むようになります。
自分の中に神が働くのか、サタンが働くのか、その分別も出来なくなり、惑わされてつまずいてしまいます。
つまずいた状態は、枝が木から離れた状態です。
枝だけでは絶対に実を結ぶこともなく、枯れてしまうと主が語りました。
折れた枝、木から離れた枝に恵みの雨は無用なので、神は恵みを注ぎません。
実を結んでいない人は、自分が神から恵みを受けた者であることを忘れています。
罪から自分を贖って下さった主の恵みを忘れて主をないがしろにしています。
立てた誓願もきっと忘れているでしょう。
恵みを忘れると熱心さがなくなり、だんだんと生ぬるくなり、感謝も消えて やる気もなくなります。
また神様への熱い思いが消えてあるならば、初めの愛から落ちている状態です。
すると神との関係も倦怠期を迎え、神が空気のような存在になります。
信仰生活がしんどくなり、どんどん神からも教会からも距離を置くようになります。
神への奉仕も負担になります。
主はそのような人をどう思うでしょうか。
役に立たない者、実を結ばない者、近視眼、盲目、恵みを忘れた者、初めの愛から落ちた者、生ぬるい者、つまずいた者とみなし 悔い改めを勧めます。
悔い改めないと大変なことになります。
サタンの餌食になってしまいます。
神からの恵みも受けることが出来なくなります。
神様が私たちに期待する姿
神様が私たちに期待するのはこのような姿です。
【ヨハネの福音書15章1-2節】
わたしはまことのぶどうの木であり、わたしの父は農夫です。
わたしの枝で実を結ばないものはみな、父がそれを取り除き、実を結ぶものはみな、もっと多く実を結ぶために、刈り込みをなさいます。
【ヨハネの福音書15章8節】
あなたがたが多くの実を結び、わたしの弟子となることによって、わたしの父は栄光をお受けになるのです。
私たちが弟子として成長し、多くの実を結んで神に栄光をささげることを望んでいます。
私たちが実を結ぶためには、神の中にとどまりながら、いつも主の恵みに感謝し、熱い心で、あらゆる努力が必要です。
自分がなぜ主から救いを受け、主に選ばれたのかを日々考えながら、自分の十字架を負って主に従っていくことです。
十字架は楽ではないですが、主が共に負っておられるので主に頼ることです。
楽じゃないからと言って、自分でそれを投げ出したらいけないです。
私たちがその十字架を捨てると、主がそれを負うので、それは主を苦しめることになります。
主に栄光をささげるどころか、主を迫害することになります。
私1人くらい成長しなくても良いでしょう。
1人ぐらい実を結ばなくても教会に迷惑をかけることもないし、生活に別に問題が起こることもない と思う人がいるならば、なぜ自分がそのような人になりたいのかを、よく考えることです。
素晴らしい神様の恵みと守りと助けを受けながらも 実を結ばないことは、神様の問題ではなく、実を結ばない人の問題です。
主が私たちに恵みを与えるのは、私たちが実を結ぶためです。
神は成長して実を結ぶ人に素晴らしい約束を与えています。
【ヨハネの福音書15章7節】
あなたがたがわたしにとどまり、わたしのことばがあなたがたにとどまるなら、何でもあなたがたのほしいものを求めなさい。そうすれば、あなたがたのためにそれがかなえられます。
努力もしない、実も結ばない人の祈りに答える義務が主にはありません。
しかし実を結ぶ人の祈りには、約束があるので答えて下さいます。
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2015.12.27
聖日礼拝メッセージ
八戸ノ里キリスト教会
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みことばがあふれています!
八戸ノ里キリスト教会ホームページ
毎日、神様のことばを吟味して恵みを受けてくださいね
今日の「いのちのパン」
神様からの警告のことばです
警告のラッパ
地獄を見てきた聖徒の証です
幻と啓示~天国と地獄~
こんな時は聖書のどこを読めば良いの?
目的別みことば
金ヘス牧師のブログにもたくさんの恵みや知恵の種が蒔かれています。
金ヘス牧師のブログ
シャローム松山教会の礼拝メッセージです
すべての事について…感謝❤
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